プールでも熱中症になる!?気づきにくい“水の中”こそ要注意!プールに潜む熱中症リスクとは

2023年7月4日(火)放送
プールでも熱中症になる!?気づきにくい“水の中”こそ要注意!プールに潜む熱中症リスクとは

暑さが厳しくなり、プールに入る機会が多くなってきたこの季節。プールはひんやりとしていて気持ちが良いですが、熱中症のリスクがあることをご存知でしょうか?そこで、プールに潜む熱中症リスクと対策をご紹介します!

熱中症はプールサイドより水泳中に発生することが多い!?

CBCテレビ:画像 『チャント!』

スポーツ庁によると、2013~2017年度の5年間で、小中学校のプールでの熱中症発生件数は179件。意外にも「プールサイド」より「水泳中」に起こる方が多く、一番多い「水泳中」での発生件数は全体の半数以上を占めています。

他にも、活動終了後や更衣室で熱中症になることもあるため、暑さをしのぐはずのプールでも十分注意しなければなりません。

なぜプールで熱中症になる?

CBCテレビ:画像 『チャント!』

泳ぐと体温が上がり、水中でも大量の汗をかきます。水温の上昇にともなって発汗量も多くなりますが、水中だと気づきにくいそう。

また、口の中が水で濡れるため、のどの渇きを感じにくいことも原因のひとつ。軽い脱水症状の時にも喉の渇きは感じにくいため、注意が必要です。

さらに学校などのプールサイドはコンクリートのところが多く、日よけがあまりありません。水着は露出が多く、熱や日差しを遮ることができないので、気温が上昇する炎天下では熱中症リスクが高まります。

プールで熱中症にならないための対策は?

CBCテレビ:画像 『チャント!』

運動中の水分補給は、冷たい飲み物が好ましいです。運動中は深部体温が高まっている状態なので、冷たい水を飲むことで効果的に体温を下げることができます。また、のどの渇きを感じにくいことを考慮して、多めの水分補給を意識すると良いでしょう。

水泳中でも頭部は体に比べて水に浸からないことが多いため、潜るなどして直射日光で熱くなった頭部を定期的に冷やすことも重要です。

風通しの良い日陰で、こまめに休憩するのも効果的!体温が上がり過ぎないよう、風に当たるなど意識的に体を冷やすことを心がけると良いです。

プールでは気づきにくい熱中症。本格的な暑さに備え、十分に気を付けながらプールを楽しみましょう!

CBCテレビ「チャント!」7月4日放送より

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