奇跡の光景!水面が黄金色に輝く湧き水が福島にあった!
梅雨の時期になると、水面がまるで金粉を散りばめたように黄金色へと輝く。そんな神秘的な湧き水「金花水(きんかすい)」が福島県本宮市の岩角寺にあります。自然条件がそろった時だけ見られる珍しい現象です。7月10日放送の『CBCラジオ #プラス!』では、天台宗・岩角寺の住職・佐藤俊順さんが出演し、現象の仕組みや名前の由来、現在の見頃などについて話しました。聞き手は天野ななみと竹地祐治アナウンサーです。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く黄金の清水
岩角寺の境内には、かつて修行僧が水浴びをして身を清めていた洞窟があり、その中に「金花水」と呼ばれる湧き水があります。
水面に金粉を張ったような現象が現れることから『金花水』と呼ばれ、別名『黄金の清水』とも呼ばれているということです。
さらに、江戸時代には当時この地域を治めていた二本松藩主・丹羽光重がその不思議な光景に感動し、和歌を詠んだという記録も残っているといいます。
竹地「金花水って言われると日本酒の名前かと思っちゃうんですけど(笑)成分的には通常の水で間違いがないんですか?不思議な現象が起きるんですね」
秘密はヒカリモ
佐藤さんによると、金花水が黄金色に見える理由は「ヒカリモ」という藻の一種にあるといいます。 山全体が岩に覆われた岩角寺では、山から湧き出た水が洞窟内にたまり、梅雨時期の気象条件や太陽光の差し込み方、洞窟内の暗さなど、いくつもの条件が重なった時にヒカリモが光を反射し、黄金色に輝いて見えるそうです。
竹地「そんなところで修行していた僧の方たちは、なんだか贅沢な感じがしますね」
標高337メートルと比較的高い山ではありませんが、山全体に岩があったりと険しさが残る岩角寺の山。昔から霊場として知られてきました。
佐藤「別世界のように感じる方も多いかもしれません」
自然と歴史が調和した寺に足を運んでみたくなります。
写真を見て感激
現在の金花水については10日ほど前に降った雨の影響で、集まっていたヒカリモが散ってしまい、「今はうっすらとしか見えない状況です」と説明しました。
また、長雨など天候によってヒカリモが集まりにくくなるため、毎年必ず同じような状態で見られるわけではないといいます。
天野は昨年撮影された写真を見て感動しました。
天野「想像以上に金色なんですよ。実際に見るともっとすごいんじゃないですか」
佐藤「見る角度によって水に見えたり、黄色に輝いて見えたりします」
写真だけでは伝わりきらない幻想的な景色です。
見られるチャンス有り⁉︎
岩角寺は午前8時30分から午後5時まで一般参拝が可能で、金花水も見学できます。
金運にあやかろうと訪れる人も多く、寺では以前から金文字の御朱印を授与しているほか、金花水にちなんだ授与品なども検討しているといいます。
さらに、7月15日に岩角寺で行われる祭りに合わせて一度水を抜いて清掃を行う予定です。
佐藤「これから山から流れてくる湧き水が水面に広がって、もう一度金花水が見られる時期が来るのではないかと予想しています」
自然が織りなす幻想的な絶景は、その日その時だけの特別な景色です。
福島を訪れる機会があれば、ぜひ岩角寺へ足を運び、条件がそろった時だけ現れる黄金色の「金花水」を見てみてはいかがでしょうか。
(ランチョンマット先輩)
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