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シラスがまさかのスイーツに!?1度は食べてみたい「島しらすソフト」とは?篠島・日間賀島・佐久島の魅力に迫る

シラスがまさかのスイーツに!?1度は食べてみたい「島しらすソフト」とは?篠島・日間賀島・佐久島の魅力に迫る
CBCテレビ『デララバ』

爆笑問題・太田光と石井亮次アナウンサーが、東海地方の定番を深掘りするバラエティ『太田×石井のデララバ』!今回は、愛知の3つの島、篠島・日間賀島(ひまかじま)・佐久島(さくしま)の魅力を調査します。

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【動画】日間賀島の魅力を観光客100人に調査!第1位は丸ゆで、しゃぶしゃぶで楽しめるあの名物!【47分51秒~】

海鮮グルメが大人気!篠島名物はシラス

CBCテレビ『デララバ』

まずは愛知・南知多町の篠島。篠島に行く手段は、河和(こうわ)港か師崎(もろざき)港から出る船。師崎港からは高速船で約3㎞、約10分足らずで到着します。篠島の面積はバンテリンドーム約20個分で人口は約1400人。番組は、島の人100人に篠島の魅力を聞き、ランキングにしました。

「篠島の人に聞いた篠島の魅力」第5位は「篠島デューテラス」。篠島港から徒歩約1分。篠島デューテラスの東大介さんは、ステーキのおいしい焼き方を競う大会で、アジア3連覇を果たしたチャンピオンです。

焼き方のコツは、網に対して斜め45度ぐらいに肉を置き、ひし形状の網目をつけること。火の温度は300℃で、片面2分ずつ焼き、角度を変えてまた片面2分ずつ焼きます。気温などによって微調整するそうです。

「篠島の人に聞いた篠島の魅力」第4位は「お祭り」。篠島では、毎年10月12日に、塩漬けにした鯛を伊勢神宮に奉納する伝統的な祭礼「おんべ鯛奉納祭」があります。その起源は1000年以上前とも言われています。

「篠島の人に聞いた篠島の魅力」第3位は「人の優しさ」。多くの人が島の魅力にあげました。

「篠島の人に聞いた篠島の魅力」第2位は「景色」。中でも、篠島の西にある松島の夕陽は日本の夕陽百選に選ばれています。11月から12月の時期に、歌碑公園の展望台から、松島と夕陽が重なる美しい景色を見ることができるそうです。

「篠島の人に聞いた篠島の魅力」第1位は「海鮮グルメ」。「呑み食い処 おくらば」では、篠島名物のもずく味噌や新鮮な刺身、シラス丼など8品が楽しめる豪華な「おくらば定食」が味わえます。

篠島はシラス漁が盛んで、漁獲量が日本一になったことがあるほど。漁師の7割以上がシラス漁師です。

二大改革で新名物と家族で楽しめる施設が誕生!

CBCテレビ『デララバ』

今回デララバは、島のアニキ的存在のシラス漁師・新美大二郎さんに密着。篠島では近年、島に活気をもたらすための二大改革が行われていて、新美さんはその改革の仕掛け人でもあります。

改革その1は「篠島の新名物」。名物・シラスの漁獲量は年々減少。そこで、新たな篠島名物を作ろうと10年前から牡蠣の養殖を始めました。

改革その2は「廃墟を新名所に」。チャンピオンのステーキが食べられる篠島デューテラスは、実は大二郎さんが作ったお店。篠島港が目の前のこの場所は、以前は廃墟でした。島の人たちと協力し、誰もが楽しめる施設として2021年にお店を完成させました。

2025年9月には、この場所で音楽イベントを開催。観光客を集めるために新たな挑戦を行っています。さらに、家族で楽しめるようにと、トランポリンや巨大ブランコも設置。余っていた敷地を利用してバギーも楽しめるようにしました。

ポップなタコがお出迎え!日間賀島には映えスポットが盛りだくさん

CBCテレビ『デララバ』

愛知・南知多町の日間賀島は、篠島から北に約3㎞。面積はバンテリンドーム約16個分で人口約1600人。面積こそ篠島より小さいですが、観光客の数は年間約14万1000人(2024年度)が訪れます。番組は、日間賀島の魅力を観光客100人に聞きました。

「観光客に聞いた日間賀島の魅力」第4位は「どこでもドア」。2022年、東港の近くにある「サンライズビーチ」に設置され、誰でも自由に写真が撮れる無料映えスポットとして人気です。

「観光客に聞いた日間賀島の魅力」第3位は「恋人ブランコ」。どこでもドアのすぐ隣の景色のいい高台にあるブランコ。2000年からありますが、SNSの影響で近年人気が急上昇しています。

日間賀島を散策していると、他にも映像映えするものが。走ってきたのは、タイの乗り物「トゥクトゥク」。運転する鈴木佐代子(さよこ)さんは、民宿の女将さん。この「島トゥク」で観光案内も行っています。

「観光客に聞いた日間賀島の魅力」第2位は「シラス」。篠島との差別化をはかるため、日間賀島では独自の工夫として、シラススイーツを開発。「丸豊カフェ」では、しょっぱいシラスと甘いアイスを組み合わせた「島しらすソフト」を販売しています。

「観光客に聞いた日間賀島の魅力」第1位は「タコ」。タコの丸ゆで、タコ飯、タコしゃぶなど、様々なタコ料理が名物。

実はここ数年、日間賀島のタコは不漁で、漁獲量が激減しているそうです。それでも、いろいろなタコで観光客を楽しませています。おみやげは、たこまんじゅう、たこカレーなど。観光客を出迎えるモニュメントも駐在所も、ポップなタコのデザインです。

人口173人の佐久島に観光客が訪れる目的とは?

CBCテレビ『デララバ』

最後は愛知・西尾市の佐久島。篠島や日間賀島の北東に位置していて、西尾市にある船乗り場から船で20分かけて上陸します。

面積はバンテリンドーム約36個分と広いですが、人口は現在わずか173人(2025年10月1日時点)です。過疎の島にもかかわらず、実はたくさんの観光客が佐久島を訪れます。その目的は「現代アート巡り」。

佐久島では2002年から、アーティストと島民が共同作業で制作した合計22個の屋外アート作品を設置。「おひるねハウス」は、浜辺にポツンとたたずむサイコロ形の黒い建造物。穴の中をくぐっった先に見える絶景がSNSで話題に。

佐久島をアートの島にした仕掛け人は、蟹漁師・鈴木喜代司さん。「アートを作れば、島全体を巡って楽しんでくれる。自然が島の売り物」とのこと。佐久島は、篠島や日間賀島に比べて建物や舗装された道路が少なく、島の8割ほどが懐かしい雰囲気の里山。美しい佐久島の自然をのんびり巡ってもらうのが真の狙いなのだとか。

佐久島が1年で最も盛り上がるイベントが「佐久島太鼓フェスティバル」。東海地方のさまざまな太鼓チームが佐久島に集結します。「佐久島太鼓」は神様に奉納するためにたたく太鼓なのだとか。佐久島太鼓の修理を長年やっていた岡崎市の「三浦太鼓店」の提案で、15年前からスタートしました。

CBCテレビ『デララバ』2025年11月19日放送より

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