飛行機を丸ごと展示!?セントレアの「フライト・オブ・ドリームズ」とは?東海3県の無料おでかけスポット2選
爆笑問題・太田光と石井亮次アナウンサーが、東海地方の定番を深掘りするバラエティ『太田×石井のデララバ』!今回は愛知岐阜三重の「無料おでかけスポット」に注目。プロが厳選した無料スポットを紹介します。
東海地方最長!180mのローラーすべり台

東海地方には、無料で楽しめるおでかけスポットが200か所以上あります(番組調べ)。無料おでかけスポットだけを特集した雑誌まで出版されるほどの人気!今回は、公園、テーマパークの2ジャンルを調査します。
まずは「公園」から。名古屋市から車で1時間弱、岐阜市にある「岐阜ファミリーパーク」は、ディズニーランドとほぼ同じ広さを持つ総合公園。プロがオススメするのは、遊具が充実している「こどもゾーン」。取材日は、休日ということもあり、家族連れで大にぎわいでした。
注目は、東海3県最長の全長180mのローラーすべり台。無料おでかけスポット特集のライター・小山さんによると、滑り切るのに約1分半かかるそうです。もちろん無料で乗り放題です。
子どもたちと一緒に番組ディレクターもすべり台を体験。滑り始めると意外にスピードが出ます。お尻が痛くなった頃に終点に到着。と思いきや、まだ半分!すべり台が長すぎるので、途中で別の遊具を経由して、続きを滑るのだとか。とにかく長いので、大人の常連さんは100円均一のお尻マットを持参しているそうです。
続いて、古代遺跡をイメージした巨大遊具「ジェロニモ砦」。小山さんによると、見晴らし台やすべり台もあり、中が迷路のような洞窟になっているそうです。
人工芝の芝すべりは、そりの貸し出し含め無料。小さい子ども向けのエリアではトランポリンや、くもの巣のようなネット遊具で遊ぶことができます。
有料の遊具が無料に!?てんとう虫形のモノレール

有料の遊具は、ゴーカートやサイクルモノレール、ボブスレーなど全6種類。岐阜市が定めた「家庭の日」である、毎月第3日曜日は全遊具が無料です!
中でも、大人気のアトラクションが“てんとう虫”こと「スーパーモービル」。てんとう虫形のモノレールに乗り、片道2分かけて森の中を駆け巡ります。取材日は、待ち時間60分の行列ができていました!小山さんによると、道中にトンネルもあり、景色がどんどん変化していくのだとか。山頂で下車できるので、展望台からの眺めもおすすめとのこと。
岐阜ファミリーパークには、他にもうれしいサービスが。遊具に乗るのに必要なチケット3000円分を購入すると、おまけにドーナツがもらえます。さらに、園内の電動カートの送迎も無料(土日祝日のみ)です。
ぴあ中部支社・伊奈編集長によると、JR岐阜駅から岐阜ファミリーパークに行く路線バスを利用すると、降りる時に大人も子どもも遊具が全て無料で乗り放題になる1日フリーパスがもらえるそうです。さらに、ドーナツ、ジュース、缶バッジも無料でもらえるとのこと。
飛行機の中に潜入!コックピットを無料で見学

続いては「テーマパーク」。プロがおすすめするテーマパークは「中部国際空港 セントレア」内。駅や駐車場などをつなぐ連絡通路からアクセスできる「フライト・オブ・ドリームズ」です。2018年のオープン当時は行列ができるほど話題になった施設。2021年からは、1200円の入場料が無料になりました。
施設内には、ボーイング787初号機が展示されていて、無料で実物の飛行機を見ることができます。無料でコックピットの見学も可能です。空港にある施設とはいえ、飛行機が丸ごと1機展示されているのは珍しいとのこと。それには、東海地方ならではの理由が。
中部国際空港フラドリ担当・壁谷さんによると、ボーイングの機体はアメリカで製造されているが、機体に使われている部品の約35%は東海地方で作られているそう。その縁で、東海地方にあるセントレアにボーイング社から寄贈されたのだとか。
飾られているボーイング787初号機は、飛行機の安全性などをテストするために作られた飛行試験機。フライト・オブ・ドリームズは、7年前に寄贈されたボーイング787の展示を目的に誕生しました。
上の階にある飲食店からも、無料で飛行機が見られます。他にはない迫力満点の景色とともに、飲食を楽しむことができます。
施設内には、ターザンロープ、アスレチック、プラズマカー、手こぎ飛行機、ボールプール、すべり台などの無料遊具も。
さらに、2024年から飛行機の前でプロのカメラマンが写真を撮ってくれる無料サービスも始まりました。飛行機をバックにした記念写真をフォトカードにしてもらうことができます。
有料ならフライトシミュレーターでの操縦体験も可能。1階にあるショップ「ラグジュアリーフライト」では、パイロットが訓練に使うものと、ほぼ同等の機種で操縦体験ができます。実際にスイッチや操縦桿を操作しながら、機長になった気分でフライトの疑似体験が楽しめます。
壁谷さんによると「コロナで人が来なくなった。より、お客さんに来てもらうために、2、3階で営業しているテナントの賃料も一部、人を集めるために使わせていただき、無料で開放している」とのこと。無料施設を楽しみに来たお客さんが飲食店などを利用することで、運営できているのだとか。
レアな飛行機が見られる!?「スカイデッキ」も見逃せない

さらに、セントレアに来たら絶対立ち寄るべき無料スポットは「スカイデッキ」。小山さんによると、滑走路までの距離が日本一近いといわれていて、飛行機の離発着が間近に見られるのだとか。
取材日、飛行機デララバの皆さんが写真を狙っていたのは、生産が終了して希少になったという「アトラス航空」のジャンボ機。現在は旅客機ではなく貨物機としてのみ運行しているため、遭遇できるのは珍しいのだとか。「ドリームリフター」は、飛行機の翼を運ぶ2階建ての超巨大な貨物機。東海地方で作られた部品を海外に運んでいるため、日本国内ではセントレアにしか離着陸しない、とんでもなくレアな飛行機だそうです。
CBCテレビ『デララバ』2025年10月22日放送より
番組紹介
東海地方の皆が知っているつもりである「ド定番」のスポット・話題・人などの知られざるポイントを太田光が独自の目線で徹底深掘り!深い情報を知り尽くしたマニアたちと共に知られざる魅力と驚きの事実を徹底取材で掘り起こしていく地元が大好きになる1時間!毎週水曜午後7:00~放送。




