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一体誰が買うの?骨董市で見かけた謎の置き物の行方

一体誰が買うの?骨董市で見かけた謎の置き物の行方

一見価値のなさそうなものや用途のわからないものでも、誰かにとっては宝物になる可能性があります。どんなものでも、不思議とどこかに必要としている人がいるものです。5月27日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、つボイノリオと小高直子アナウンサーが、とある蚤の市で謎の置き物に出会った時の経験を語ります。

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こんなところになぜ?

話題のきっかけとなったのは、リスナーAさんからの投稿でした。

「毎朝通勤で通る道に畑があるのですが、そこで見かけるちょっと不思議な光景に癒されています。トマトやキュウリ、ナスなどの夏野菜が育ち始めている緑豊かな畑の片隅に、なぜか立派なサボテンがドーンと鎮座しているのです。

そのてっぺんに鮮やかな花が咲いているのですが、毎朝トゲトゲのサボテンが畑の中で一生懸命美しい花を咲かせている姿を見ると、『よし、今日も仕事を頑張るぞ!』とパワーを貰えます」(Aさん)

砂漠に生えていたり西部劇に登場するような大きなサボテンが、近所の畑にドンと生えている。そのちょっと目を引く物珍しさと美しさに、癒しと元気をもらっているというAさん。

小高「私たちが想像するサボテンというと、鑑賞用のいわゆる『ミニサボテン』ですよね。いま日本ではそっちの方が多分メジャーだと思うんですが、そうじゃないと」

つボイ「畑に生えているということですし、ひょっとしたらこれも食用のサボテンかもしれませんね」

不思議な置き物

そしてAさんからの投稿の続きには、こう綴られていました。

「それにしても農家の方がどんな気持ちで畑にサボテンを植えたのか、毎朝気になって仕方がありません。おふたりの周りにも、なぜこんなところにこれが?という不思議な光景はあるでしょうか?」(Aさん)

つボイ「確かに、『これ何?』というものが時々ありますよね」

そんなAさんからの問いかけに、思い当たるエピソードがあるという小高。それはつボイとふたりで、とある蚤の市に出向いた時のこと。

小高「蚤の市を歩いていると、私の目にふいに飛び込んできたんですよ。身体はサーフボードを抱えた屈強なサーファー、顔は鳥。そんな置き物が」

鳥でも人でもなく、なぜかサーファー。「一体これは何なのか」「誰が何のために作って、なぜここにやってきたのか」つボイと小高の頭には?がいっぱいだったとか。
 

店主のひと言

置き物のことが気になったつボイは、これは一体何なのか店主に尋ねたそう。するとこんな答えが返ってきたと言います。

つボイ「『こういう骨董市にはお客さんが“こんなもの買ってもな”と思うものもありますよ。しかし私は長年この仕事をやっていますけど、必ず“これが欲しい”というお客さんがいるんです。
私も“これは一体何だ”と思ってますよ。でも必ずそれを求めてくる人がいるんです』」

店主自身も「何だこれは」と思いながら売っている。それでもその「何だか分からないもの」を欲しがって、購入していくお客さんが不思議と現れる。
「いい」と思う感性は人それぞれ。誰かにとってのガラクタは誰かにとっての宝物ということなのでしょう。

出会いは一期一会

その後蚤の市を一回りしたつボイと小高が、「十分楽しんだし、そろそろ帰ろうか」という頃。

小高「私、あの置き物がどうしても気になって、なぜか気になって。あまりにも気になるから、これは運命の出会いかもしれないと思って」

「何これ?」と笑っていたはずの鳥サーファーの置き物が頭から離れなかったという小高は、「これはもう買うしかない」と最後の最後でお店に戻ったそう。しかしそんな小高を待ち受けていたのは、悲しい現実でした。

小高「そこにはもうその置き物はなかったんです」

無情にも誰かが購入していった後だったのだとか。どんな人がどんな思いで購入したのかが気になるところですが、「物にはそれぞれのニーズがあるんだと思った」とつボイも悟ったようです。

つボイ「だから人間も、骨董市と同じ。『俺なんかこの世の中におってもな…』と思っても、みんなそれぞれどこかで必要とされているんですよ」

必ず誰か求める人がいたり、存在の意義があるんだと語るつボイ。

小高「このヘンテコな話をよくそんないい話にまとめましたね」

そうトークを締めくくった小高でした。
(吉村)

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