病気や障がいと向き合うこどもたちが、リモートで「どこでも万博」に参加

入院しているこどもたちと家族らが大阪・関西万博を体験できるイベント「どこでも万博」という取り組みがあるそうです。6月25日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、この「どこでも万博」について、つボイノリオと小高直子アナウンサーが話題にしました。
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「どこでも万博」は、闘病や障がいなどで移動に制限があるこどもたちが、病院や自宅などからインターネットを通じてリアルタイムの万博を楽しむことができる取り組みです。
大阪・関西万博会場から遠隔カメラを搭載したロボットが走り回り、その映像でパビリオンやイベントの雰囲気を楽しんだり、現地にいる人と交流したりすることができます。
つボイ「録画した映像を観るのではなくて、リアルタイムで現地とつながれるということですね」
小高「これは大阪市立総合医療センターの医師やその思いに共感した複数の企業が集まって企画した取り組みだそうですよ」
「闘病中や障がいなどで外出に制限がかかっている状態を間近に見ている医師だからこそ、思いついた企画では」と想像するつボイ。
現在7月分の受付中
5月と6月に開催された「どこでも万博」の模様は、YouTubeやInstagramで見ることができます。
小高「こどもたちがイキイキとした表情を浮かべてパビリオンを楽しんだり、現地の人と話したり、クイズに参加したりしていて、笑顔を浮かべている様子が見られますよ」
つボイ「こどもたちの楽しそうな様子を見ると、見ている我々も楽しい気持ちになりますよね。これは全国のこどもたちが参加できるんでしょうか?」
現在は7月の参加を受け付け中で、全国どこからでも参加することは可能だそうです。
参加資格があるのは、健康上の理由で万博に行けないお子さんなどですが、応募条件はホームページから簡単に確認することができます。人数に制限はありますが、料金は不要です。
こどもたちの将来につながる
つボイ「『どこでも万博』で楽しんだこどもたちが将来、誰かのためにアイデアを出せる人になったり、医療に携わったり、技術者になったり、そんな風に成長してくれウかもしれませんよね」
こどもたちが病気や障がいに打ち勝ち、未来へチャレンジするきっかけを作る取り組み「どこでも万博」。実はCBCラジオもメディアパートナーとして参画しています。
少しでもこどもたちに笑顔と忘れられない体験が届き、それが病気や障がいと向き合うきっかけになれば、と締めくくった小高とつボイでした。
万博閉幕までに、一人でも多くのこどもたちを笑顔にする取り組みは続きます。
(葉月智世)
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