水道代の値上げ通知に対抗したい!節水法を考えよう

食品や日用品の価格高騰だけでも大変なのに、ガソリンや光熱費などあらゆるものが値上げされている今日この頃。特に問題となっているのが、突然やって来る水道代の値上げです。4月23日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、水道代の値上げについて、つボイノリオと小高直子アナウンサーが取り上げました。
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近年、社会問題になっているのが水道代の突然の値上げ。
ある日住んでいる自治体から「来年度から、水道代を〇%値上げします」という通知がくるというニュースが世間でも話題になっています。
つボイ「水道管の老朽化対策などにかかる費用を考えますとね、値上げも敷かないのかなお思いますけど、水は毎日使うものだから辛いですよ。使うのやめとこうってわけにはいかん。節水を考えんといかん」
小高「節水というところで、まず考えたいのはお風呂。浴槽に入る場合は水位にもよりますが、10cm下げることで20~30リットルの節水になると言われていますね」
シャワー派の場合は、節水仕様のシャワーヘッドに取り換えるほか、こまめに水を止める地道な努力が節水につながります。
つボイ「シャンプーで泡立てて洗っている間は止めるなど、簡単に実行できそう」
お湯の節約は同時にガスや電気代の節約にもなります。
残り湯を洗濯に使う場合の注意
お風呂で使ったお湯で、やっている人が多いのが残り湯を洗濯などに利用すること。
ただし、気温が上昇するこれからの季節は注意が必要です。
小高「残り湯には、人間の身体から出た汚れや雑菌が含まれているので、カビなどの栄養源になってしまうんですって」
つボイ「でも、栓を抜いて流してしまうのはなんだかもったいない気がするんですけど」
いくつかのコツを抑えれば、清潔に使うことができるとか。
まずは、残り湯を洗濯に使うタイミング。翌朝までお風呂のお湯を放置しているとすでに雑菌が繁殖している恐れがあるため、可能なら入浴後できるだけ早く使ってしまうのがポイント。
温かいお湯を使うことで、洗濯物の汚れが落ちやすいというメリットもあるそうです。
ただし、色落ちしやすいもの・縮みやすいものなどお湯が適さない素材もあるため、確認が必要だとか。
洗濯以外にも利用法はある
また洗濯のすすぎは新しい水を使うことも重要。
すすぎにまで残り湯を使うと、せっかく洗った衣類に雑菌や汚れが残る恐れがあるためです。
あわせて洗濯槽のお手入れは頻繁に行い、清潔な状態を保つことで残り湯を洗濯に使うことが可能になるとのことでした。
つボイ「節約するにも、工夫や用心が必要ってことですね。残り湯の他の利用法も考えてみるといいですよ」
小高「バケツに汲んでおいて掃除に使ったり、水撒きや打ち水に使ったりすることもいいですよね」
他にも、庭木の水やりに利用するなど、使える方法は洗濯だけではありません。
日本では蛇口をひねればいつでもきれいな水が使えますが、大切な資源です。
名古屋市でも、2025年10月から水道代の平均改定率が⽔道料⾦10.0%、下⽔道使⽤料11.5%の改訂が決まっており、値上げとなる見込みとなっています。
他の地域では、いきなり40%近く値上げという通知が来たという話もあります。
少子高齢化が今後も進む中で、いつ来るか分からない水道代の値上げ。節水が今まで以上に求められると締めくくりました。
(葉月智世)
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