4月16日のＣＢＣラジオ『酒井直斗のラジノート』では、パーソナリティの酒井直斗が久しぶりに夫婦だけでデートに出掛けたことを報告しました。昨年の夏に生まれた第一子を一時預かりサービスに託して出掛けたものの、デートを中断し、その後に訪れた顛末が語られます。

夫婦水入らずのデートへ

第一子が生まれて以来、育児に仕事と常にこどもがいる生活になっていた酒井。夫婦だけで過ごす時間が想像以上になかったそうです。

酒井「久しぶりに2人だけの時間をもらったというか。子育て応援施設みたいなのがあって、一時預かりを頼める。朝9時から昼3時までなんだけど、料金を払えばこどもを預かってくれるんだ」

一時預かりを利用して、出かけることにした酒井夫婦。

双方の実家に預ける手もありましたが、やむを得ない事情でもないのにこどもを実家に預けて夫婦でデートするのは違うと思ったそう。

我が子の意外な反応

施設で所定の用紙にこどもの体調などを記入、手続きをしてこどもを預けたふたり。
出て行く際に想像していた我が子の反応は想定外でした。

酒井「理想は、俺ら夫婦が施設を出る時にこどもが『ふえ～ん、ママ～』って泣くんじゃないかな、泣いてくれたらいいなって思ってた。
うちの子は強いね、ケロッとしてたわ」

まるで「お父さん、お母さん、僕はここで３時まで待ってるから楽しんできてよ」と泣きもせず、悟ったような姿で見送ってくれたと言います。そんな我が子をみた酒井の涙腺が、逆に緩くなったとか。
成長が嬉しい一方で、泣いてくれないことに何となく複雑な気持ちに。

思えば、昨年11月に今池ガスホール（名古屋市千種区）でデビュー15周年単独ライブをやった際、わずか生後2か月で舞台に抱き上げて350人の観客にお披露目した時も泣きませんでした。

「あの時に度胸を身につけたために、よほどのことがない限り泣かなくなったに違いない」と確信する酒井。

我が子との再会も想像と違った…

デートは、まずマッサージ店で施術を受けることに。マッサージ中の話が盛り上がり、終わった後に隣で施術を受けていた妻からは「うるさかった」と言われたとのこと。

その後ハンバーグと食べに行き、お腹がいっぱいになったところで「その後どうするか」と話し合ったふたり。

酒井「俺たちは『HARBS（ハーブス）』っていうケーキ屋に行ったんだけど、久しぶりに2人だから舞い上がってるの。
お互いに初めての『HARBS』ってことで俺は『初ブスだね』って言い出すの。妻は『初めてのブスみたいじゃない』って突っ込むし。俺は調子に乗って『2025ブス初めだね』って言ったら爆笑してくれた」

そのノリでケーキを注文したものの、話の内容は意外にもこどものこと。そして2人の思い出の場所が消えていく（潰れていく）という話でした。
何と、近々酒井夫妻が結婚式を挙げたホテルも閉館するとか。

この時点で残り時間は1時間半。
結局2人とも「早く我が子に会いたい」となり、早めに迎えに行ったのでした。

酒井「数時間ぶりに会う我が子が、『ママ～ふえ～ん』って一回泣いてから笑ってくれるのが理想でした。でもいざ再会すると、寝てたの。こどもがうっすら目を開けて俺を見て、また眠りについた（笑）」

想像以上に肝の据わった我が子の姿に、安心するやら、もどかしいやら、何とも言えない気持ちになった酒井でした。
（葉月智世）