なぜ?ドラゴンズ番組を担当した過去が抹消された男・酒井直斗

3月26日、CBCラジオ第1スタジオ(名古屋市中区)で、同局によるイベント『ドラ魂キング presents 第51回 ドトーク』が開催されました。名古屋を中心に活動するラジオパーソナリティの酒井直斗は、元中日ドラゴンズ選手のBの英智さんたちと開幕直前のドラゴンズについて、トークを繰り広げました。イベント直後の生放送となった『酒井直斗のラジノート』では、このイベントを振り返りながら、自身を襲った悲劇を語ります。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く番組の告知ポストが遅れた理由
酒井は番組開始前にXで告知ポストをしていますが、この日は放送開始数分前になりました。
その理由は、直前まで前述の「ド」トークに出演していたため。
この「ド」トークは、現在平日の夕方に放送中の『ドラ魂キング』の派生イベントです。
ステージでは中日OBの英智さん、CBCの榊原悠介アナウンサー、同局レポートキャストの奥原和奏と共演しました。
「ド」トークは51回を数える長寿イベントですが、酒井がゲストで呼ばれたのは今回が初めてだったとか。
実は酒井、過去にCBCラジオでドラゴンズ応援番組を担当していたのです。
実はドラゴンズ番組をやっていた過去
酒井がパーソナリティを担当していたのは、2014年4月5日から2016年9月24日に放送された『ドラ魂ポーン!!!』という番組。そのタイトルを口にした途端、スタッフが爆笑。
「番組名で笑うなんてひどい!」と突っ込む酒井、その番組が周囲の記憶から消えていることを嘆きます。
酒井「『ドラ魂ポーン!!!』は、今でもやっている『ドラ魂キング』にも関係しているわけです。
戸井康成さんが担当している『ドラ魂ナイト』と合わせると、『ナイト』と『キング』でチェスでしょ?第三のドラ魂だってことで10年前に生まれた番組だったの」
チェスの駒は6種類あり、キング(王様)、ナイト(騎士)に並び、ポーン(兵隊)もあります。
ただし土曜夕方の番組で、デーゲーム中継の終了時間次第によって最大2時間半、最短4分、時には放送自体がないこともあったとか。
1年半で番組タイトル通りどこかに「ポーン」と消えてしまったと自嘲する酒井。
こどもの頃からドラゴンズの試合を多く観戦し、番組を担当していた頃も自分なりに頑張っていたそうですが、「今回のイベント出演は先週唐突に決まり、まるで過去のことは何もなかったかのような扱いを受けた」と嘆きます。
共演者が個性的過ぎてカオスな空気に
酒井「俺、榊原アナウンサーと同い歳なんだよ。でも、まともに話したことが一度もなかった。
何となく顔だけ知ってる榊原アナと、奥原和奏ちゃんも『レポートキャストイチのドラ女』って触れ込みだったのに、推しの選手を聞いてみても出てこなくて、バンテリンドームにはビール飲んでみんなで盛り上がりに行ってるっていう新しい価値観。
そして解説者の英智さんはその価値観にビックリしながらも『勉強させてもらいました』っていう…」
野球解説者の英智さんにとって、共演経験のある榊原アナはともかく、奥原と酒井については「わけのわからないメンツで苦労したんじゃないか」と同情。
酒井「何なら、英智さんと榊原アナで充分だったはずなのに。謎ドラ女と謎デカ男の俺がいるっていうカオスな1時間半だった」
ちなみにイベントの参加者からは「初めての割にはうまく収まりましたね。合格だと思います」との評価が届いたようです。
(葉月智世)
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