顔出しなしで見せ場が?酒井直斗初出演作・0号試写会
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今年公開予定の映画『見え見え』(監督・脚本フルヤカツトシ)に出演する、ラジオパーソナリティの酒井直斗。撮影は無事に終わり、先日、最終チェックの「0号試写会」が行われたそうです。2月26日放送のCBCラジオ『酒井直斗のラジノート』では、酒井が試写の模様をレポートします。
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『見え見え』の主演は、TEAM SHACHIの大黒柚姫さんと平野莉玖さん。
酒井は、本作に登場する体長2メートル超の大熊・みたけ役で出演しています。
着ぐるみのため、もちろん顔は映らず、セリフも「ウーッ」「オー」という鳴き声のみ。
映画の撮影は、ちょうど自身のデビュー15周年単独ライブと重なった昨年秋。
撮影現場では元気に声が出せたという酒井ですが…
酒井「まぁ…俺には撮影時にマイクは全く仕込まれてなかったから、声は全く届かないんだけど。悲しい話だよね」
そして先日行われたのが「0号試写会」。
「完成披露試写」とは異なり細部まで編集が済んでいませんが、出演者とスタッフ、そしてクラウドファンディングで支援してくれた方向けに行われる試写です。
聞きたくなかったお膳立て
この試写会。司会を頼まれればやりたいと内心思っていた酒井ですが、当日の司会はフルヤカツトシ監督自身が担当。
始まってみると「監督があまりにも現場ノリすぎてソワソワし始めた」と酒井。
酒井「(司会として)出たい!って思うわけ。監督のが前説で15分押し。ここで監督が予告編を作っていること、まだ音楽やナレーションもないと話すの。
『今日、生ナレーションを誰かにやってほしいと思って。やりたい人います?』って会場を見渡しても、誰も手を挙げるわけがないでしょ?」
ここで「事前にやってほしい人を決めています」と宣言した監督。
「熊役の酒井直斗さん、お願いします!」
監督は続けて酒井にナレーションを依頼した理由を語ります。
「熊さん(酒井)は今回一切顔が出ないんです。だからこういう場で見せ場を…」
この気配りに「そんな本音まで語ってほしくなかった!」と振り返る酒井。
熊はグリーンバックの前
なんとか生ナレーションの大役を果たした酒井。
上映が始まった作品はBGMも合成シーンもCGも付いていません。
撮影時、酒井の出演シーンは合成のため、グリーンバックで撮影されていました。
酒井「一体どういう風に流れるかと思ったら、スタジオでグリーンバックの前で立つ姿の俺と、画面右下に字幕で『熊が歩くシーン』ってメモまであって素材のまま。そこで爆笑が起こったんだよ。そりゃそうだよね…」
その後、上映後に監督がキャストにアフタートークを振ったところ、誰も手を挙げませんでした。
見かねた酒井が「主演の方に話を聞けばいいんじゃないですか?」と助け舟を出します。
そこでステージに上がろうとする主演たちと「今日はギャラがないからステージに上げたら…」と押し問答になるなど、場内はカオスな雰囲気に。
そして酒井が「僕が司会をやります!」と名乗り出て進行することに。
監督は「最初から司会は酒井さんに任せればよかったと思いました」といきなり反省の弁。
酒井「監督に『そうじゃない!観てくれてありがとう、これからの完成楽しみにしててね』だけで…って俺が精一杯のフォロー。
『俺も最初から(司会は)自分がやればいいと思ってました』って言っちゃったよ」
果たして完成作品はどのように仕上がるのでしょうか?
(葉月智世)
番組紹介
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