番組に投稿したメールが、11年の時を経て読まれた結果
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CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』は1993年に開始した長寿番組。毎日全国から届く投稿は300通超。つボイノリオは投稿を仕分けして保管しており、今も「セピアファイルのコーナー」で紹介しています。2月27日の放送では、11年前に届いた「息子が大学に受かりました」というメールを紹介。現在息子さんはどんな風に過ごしているのでしょうか?つボイノリオと小高直子アナウンサーが投稿を紹介します。
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この日紹介されたのは、11年前の2014年に届いた投稿。その中のひとつ、愛知県日進市のAさんからのメールです。
「この番組はまだ新米リスナーですが、初メールさせていただきます。昨日、息子の受験した大学の合格発表があり、つボイさんの後輩になることが決まりました。
第一志望だったので喜びもひとしおです。今朝、『先輩には大叔父さんがいるし、つボイノリオさんもだよ』と言うと、『それイヤだ』と即答です。夫が『岩瀬仁紀もだよ』と言うと、『そうか、それだったらいい』」(Aさん)
つボイ「なんでそんなに扱いが違うんですか(笑)」
どうやらAさんの息子さんは愛知大学に合格したようです。
小高「自分の大学の先輩に誰がいるというのは気になるよね」
Aさんも「行きたかった大学だから万歳なんですが、おもしろいものです」と締めています。
つボイは「おめで…」と言いかけ、「…もう卒業しているわ」と合格は11年前だったことに気付きます。
息子は30歳に
これに対して番組終盤、なんとAさんから投稿が寄せられました。
「先ほど車の運転中、いきなり自分のラジオネームが聞こえてきて、うれしいやら驚くやら。
無事あれから4年後に愛知大学を卒業した息子は、新卒で就職した会社で8年目を迎えておりまして、今年で30歳になります。
就活中にてんかんを発症して今も専門医を受診しながらですが、昨年から、MBA取得を目指して、週末は大学院生でもあります。
彼なりに思うところがあるようで、大学院入学と同時に、会社の最寄りのアパートでひとり暮らしを始めました。
母親としては発作の不安があるものの、いざとなれば駆け付けられる場所なので、毎日一度はLINE通信で親に無事を確認させてくれることを条件に見守る日々です。
ひとり暮らし開始後は2度発作があって肝を冷やしましたが、私自身、親から(私の場合は女だからという古典的な理由で)様々制裁を科せられた過去を思い、制約は一切科すまいと思っております。
『聞けば』歴は20年くらいで、最近はばたばたとなかなか聴けないのに、偶然つないだ糸がいまパッと出てきて、元気が出ました」(Aさん)
つボイ「いろいろ抱えながらも、息子さん頑張っていますね」
小高「さすが愛知大学の後輩だわ」
一通のおたよりが11年前と今をつなぎ、その間のAさんが過ごした濃い日々がわかり、聞く方も励まされたという話でした。
(みず)
番組紹介
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