JAちば東葛、小松菜で肉まんとバウムクーヘンを開発
『CBCラジオ #プラス!』の「日本全国にプラス!」では今、全国に起こっている話題を取り上げます。12月24日の放送では、千葉県船橋市に地元の名産小松菜を使った新たなご当地グルメが誕生したことを取り上げました。光山雄一朗アナウンサーが、ちば東葛農業協同組合直販事業部の係長・川島翔平さんに伺います。
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まず、千葉県船橋市について説明する川島さん。
川島さん「人口約64万8千人で、東京から20km圏内に位置し、都心へのアクセスもよく、豊かな自然も広がる地です。沿岸部には恵み豊かな干潟、内陸部に工業地、商業地、住宅地、そして農地が広がり、バランスの取れた産業、活発な文化スポーツなど、全国有数のポテンシャルが秘められています。
農作物でいえば、小松菜、にんじん、枝豆、ホウレンソウ、梨など、路地や施設により多品目な生産を行なっています」
今回はその筆頭となった農作物、小松菜にスポットを当てます。
小松菜の意外な相性
川島さん「JAちば東葛西船橋葉物共販組合で作っている小松菜のパウダーを使った小松菜肉まんと小松菜バウムクーヘンです」
このふたつについて詳しく教えてください。
川島さん「小松菜肉まんは年明けの1月18日、19日にBリーグのオールスターゲームが予定されているので、イベント会場での販売にむけて開発しました。
寒い時期ですので、温かくて手軽に食べられるものとして考えました。
肉まんの皮には小松菜パウダーが練りこんであり、具材にもシャキシャキの小松菜が入っています。皮は緑でインパクトがあり、目を引く商品となっています」
スタジオにその肉まんが持ち込まれました。「緑でインパクトがあります」と光山。
川島さん「食は見た目からと言いますので、作る工程でも工夫しました」
思ったより緑
一方、小松菜バウムクーヘンはどんな商品なのでしょうか?
川島さん「JAちば東葛の贈答用の商品をめざして開発しました。こちらも生地に小松菜パウダーを練りこんでいます。生地の外側に砂糖をコーティングしていますので、甘目の味付けの設定でお子様も食べやすい商品です」
スタジオでバウムクーヘンを食べてみた山本衿奈。
山本「口に入れるとやさしい甘みがふわっと広がって、その後に言われてみればほんのり小松菜かな、という風味があります。甘みとマッチしてすごくおいしいです」
小松菜が苦手な方もわからず食べられそうです。
野菜のジェラートも
そして肉まんも試食してみる山本。
山本「色が若草色というか。肉々しい中にもしゃきしゃきした食感が生きていますが、青臭さとか繊維っぽさはまったくないので食べやすいです」
川島さん「ありがとうございます。お子様は野菜を全員が食べてくれるわけではないので、まず手に取ってもらえ、食べやすいようにと思い作りました」
JAちば東葛では、他にも商品開発にもかなり力を入れているそうです。
川島さん「ジェラートもオリジナルで作っています。小松菜や野菜、果物を使用したジェラートも置いています」
こうした商品は、千葉県船橋市のJAちば東葛の農産物直売所「ふなっこ畑」と柏市のアンテナショップdaichiで購入できるそうです。
(みず)