CBC web | 中部日本放送株式会社 / CBCテレビ / CBCラジオ

MENU

ハウスクリーニングのプロ直伝!“カビ対策”…梅雨の2大不調「頭痛」「風邪症状」原因と対策

ハウスクリーニングのプロ直伝!“カビ対策”…梅雨の2大不調「頭痛」「風邪症状」原因と対策
CBCテレビ『健康カプセル!ゲンキの時間』

身近な健康問題とその改善法を、様々なテーマで紹介する番組『健康カプセル!ゲンキの時間』。
メインMCに石丸幹二さん、サブMCは坂下千里子さんです。
ドクターは、
公立福生病院 脳神経外科部長 医学博士 福永篤志先生
昭和医科大学病院 病院長 医学博士 相良博典先生です。

関連リンク

【動画】緊張型頭痛は頭と首を支えている筋肉をほぐすことで楽に!手軽にできて肩もスッキリする体操はこちらから【0分55秒~】

今回のテーマは『〜頭痛と風邪のような症状〜梅雨の2大不調徹底解明!』

毎年多くの人を悩ませる「梅雨の不調」。気圧が下がると天気が悪くなるだけでなく、血管が拡張してズキズキした頭痛につながります。さらに、家で発生したカビを吸い込むと咳やだるさといった風邪のような症状につながり、最悪の場合死に至るケースもあるのだとか。そこで今回は、梅雨の2大不調「頭痛」「風邪症状」の原因と対策を専門家に教えてもらいました。

梅雨の2大不調(1)長引く「風邪症状」の犯人はカビ!?

CBCテレビ『健康カプセル!ゲンキの時間』

<エアコンでカビが発生するメカニズム>
エアコンは、室内の暖かい空気を吸い込み内部で冷やして吐き出す仕組み。その際、吸い込んだ空気と内部の冷たさによる温度差で結露が発生してしまいます。カビの栄養となるホコリも吸い込むので、エアコン内部は高温多湿でカビにとって絶好の繁殖スペースに。すると、知らないうちに部屋中へカビを撒き散らし、風邪のような症状の原因になってしまうそうです。

<風邪のような症状が長引く場合は「夏型過敏性肺炎」の可能性も>
夏型過敏性肺炎とは、エアコンや木造の建物などに発生しやすいカビの一種「トリコスポロン」が原因で起こる肺炎のこと。トリコスポロンが肺に入ることでアレルギー反応を起こします。初期症状は咳・痰・発熱。悪化すると呼吸困難に陥る恐れもあるそうです。

ハウスクリーニングのプロ直伝!エアコンのカビ対策

<簡単!エアコンのカビ対策>
多くのエアコンには「送風」という機能があります。送風は、冷やしたり暖めたりする時に使う熱交換器を使わない機能。扇風機と同じ役割を果たすので、吸って吐くだけの循環で水気を飛ばしてくれるのだとか。そのため、家にいる時は冷房・除湿にし、外出をするときは送風に切り替えるとカビ対策になるとのこと。また、エアコンに溜まった汚れはフィルターを外してアルカリ性洗剤で洗うと良いそうです(※お手入れの際は必ず取扱説明書をご確認ください)。

<エアコンのカビ対策の意外なポイント「レンジフード」>
リビングダイニングにあるエアコンのカビを防ぐのに、エアコン以外で掃除すべき場所が「レンジフード」。レンジフードが目詰まりしていると、料理の湯気などに含まれる油分が換気できずエアコンが吸い込んでしまいます。すると、その油分が栄養となりカビが繁殖しやすくなるそうです。そのため、レンジフードのカバーはこまめに交換しましょう。

ハウスクリーニングのプロ直伝!トイレのカビ対策

トイレットペーパーがカビの原因になることがあるそうです。トイレットペーパーは、湿気を吸いやすい上、溜まったホコリが栄養になるため、カビが発生する条件が整っているのだとか。そのため、使わないものは収納ケースに仕舞っておくのが良いそうです。

ハウスクリーニングのプロ直伝!お風呂のカビ対策

<見えないカビの危険信号>
お風呂のカビ対策で気をつけたいのが「水垢(みずあか)」。水垢がついていないお風呂の壁は、シャワーをかけると水がスーッと落ちていきます。一方、水垢がついていると一見綺麗に見えてもシャワーをかけたときに水が引っかかるのだとか。また、シャワーヘッドのノズル部分が白くなっている場合も水垢がついています。水垢はスポンジなどで強く擦れば落ちますが、放置すると水分や汚れを吸着し、お湯の湿気と合わさることで浴室をカビが生えやすい環境にしてしまうそうです。

<浴室で気をつけたいカビ「アスペルギルス」>
アスペルギルスとは、水回りなどに潜むカビの一種。免疫力が落ちた時に吸い込むと、
「肺アスペルギルス症」を引き起こす恐れがあります。肺アスペルギルス症になると、咳・痰・体重減少など、肺炎と同じ症状が出るので注意が必要だそうです。

<簡単!お風呂のカビ対策>
カビは50℃以上のお湯をかけることで死滅が始まると言われています(※すべてのカビが死滅するわけではありません)。そのため、給湯器の温度を50℃以上のお湯に設定し、熱湯消毒するイメージで壁全体にかけるとカビの繁殖率が変わってくるのだとか(※火傷には十分ご注意ください)。最後に換気をして冷水をかけることで、高温多湿を好むカビの繁殖を防ぐことができます。お風呂上がりに毎回約1分行うと効果的だそうです。

梅雨の2大不調(2)天気が悪いと痛い!梅雨の「頭痛」

CBCテレビ『健康カプセル!ゲンキの時間』

<頭痛の原因を探る「頭痛ダイアリー」>
頭痛ダイアリーは、1日を「午前・午後・夜」の時間帯に分け、痛みの強さを縦線で記録し、痛みが強い場合は線を多くします。症状や前触れをメモすることで頭痛の原因を探るツールとして実際の医療現場でも使われています。医療機関で配布されているほか、インターネットからも無料でダウンロードが可能だそうです。

<気圧とは?>
気圧とは、目に見えない空気が、私たちの身体や地面を外から押さえつける力のこと。雨を降らせる「低気圧」が近づくと、外から押さえる力が弱くなるそうです。

<気圧が下がると頭痛が起きるメカニズム>
気圧が下がり外から押さえる力が弱まると血管が拡張します。すると、血管が周囲の神経に触れ頭痛が起こるそうです。このように気圧の低下で血管が拡張しズキズキと痛むのが、梅雨の時期に増える「片頭痛」。推定患者数は約1000万人以上と言われています。

<自律神経を乱す湿度に要注意!>
ハーバード大学の研究で低気圧よりも高い湿度の方が頭痛に影響するということが去年判明したそうです。湿度が75%以上になると汗が蒸発しにくくなり、汗が蒸発しないと体温調節がうまくいかず自律神経が乱れます。自律神経が乱れると筋肉の緊張を招き、ズーンとした重い頭痛を引き起こすそうです。このタイプの頭痛を「緊張型頭痛」と言います。気圧の変動でも自律神経は乱れるため、推定患者数は片頭痛の約2倍と言われています。

対策は真逆!梅雨の頭痛の見極め方

<片頭痛>
□ズキズキとした痛み
□頭を振ると痛む
□お風呂に入ると痛む
□寝不足・寝すぎ・飲酒で発生
上記の項目に当てはまる場合は「片頭痛」。冷却シートや氷を使って頭を冷やすと、血管が収縮し痛みが緩和されるそうです。

<緊張型頭痛>
□「ズーン」と重い痛み
□締め付けられる痛み
□お風呂で痛みが弱まる
□首や肩の凝り、運動不足
上記の項目に当てはまる場合は「緊張型頭痛」。緊張型頭痛は、温めることで血行が良くなります。すると筋肉への血流が良くなり、こわばりが取れて頭痛が和らぐそうです。

<頭を振って確認する方法も>
頭を振った時に痛みが出ると片頭痛、痛みが変わらない場合は緊張型頭痛だそうです。

梅雨時期おすすめの頭痛対策

緊張型頭痛は、温める以外にも対策があるそうです。耳の奥(内耳)には、気圧の変化を感じるセンサーがあると言われています。耳を回すことで血行が良くなるのでセンサーの不具合が調整され、自律神経のバランスが整うのだとか。それにより、気圧の変化による頭痛の予防・緩和につながるそうです。

<緊張型頭痛に効く「耳くるくる体操」>
(1)耳をつまみ 上・下・横に5秒ずつ引っ張る
(2)耳を引っ張りながら後ろに5回 回す
(3)耳を包むように折り曲げ5秒間キープ
(4)耳全体を手で覆い 円を描くように後ろに5回動かす
※片頭痛の人や痛みが悪化する場合は行わないでください
上記を1日朝・昼・晩の3回行うと良いそうです。

(2026年5月31日(日)放送 CBCテレビ『健康カプセル!ゲンキの時間』より)

この記事の画像を見る

オススメ関連コンテンツ

PAGE TOP