町中華が作るカツカレーが絶品!?総重量800gで背徳感MAXのデカ盛りメニュー!今食べるべき名古屋のカレーベスト3(後編)

爆笑問題・太田光と石井亮次アナウンサーが、東海地方の定番を深掘りするバラエティ『太田×石井のデララバ』!今回は「今食べるべき絶品カレー」特集。日本屈指のカレーデララバが選んだ本当にうまいカレー店を紹介します。
具材がなくなるまで煮込む!本格日本料理店特製のさらさらカレー!

今回はカレー研究家・スパイシー丸山さんと一条もんこさんが案内するカレーバスツアーを敢行。日本屈指のカレーデララバ2人が、それぞれ選んだ名古屋の絶品カレーベスト3をバスで巡ります。
これまで1300店以上食べ歩いてきた「一条もんこさんオススメ!名古屋の絶品カレー」第3位は、栄の「匠」。名古屋栄三越の地下1階に24年前にオープンしたカウンター8席のみのカレー専門店。本店は本格的な日本料理店です。
人気の「特製さらさらカレー」は、具材の形がなくなるまで煮込んだ和風のカレー。最大の特徴は、具が原形をとどめていないさらさらのルウ。本店では朝6時から仕込みを開始。大量の国産牛の骨からとったダシと、セロリなどの野菜のうまみが味の決め手。口当たりを良くするためにうらごしをし、よりさらさら感を出すために2日間煮込み、アクを徹底的に取りのぞくことで、うまみが凝縮された本格和食カレーが出来上がります。
人気町中華の背徳感MAXカツカレー!?

「一条もんこさんオススメ!名古屋の絶品カレー」第2位は、名駅の「カミナリ飯店」。名古屋駅からすぐのミッドランドスクエアから徒歩約2分のオフィス街にある街中華です。オープンからまだ2年と新しいお店ですが、平日のランチタイムには行列が。「肉汁焼き餃子(4個)」や「黒酢の酢豚」、「レバニラ炒め」など、60種類以上の豊富なメニューが楽しめます。
もんこさんオススメは「カレー五目あんかけカツ炒飯」。野菜たっぷりカレーにチャーハン、さらに、巨大なとんかつ!総重量は800gのデカ盛りメニューです!白菜、きくらげ、うずらなどが入った五目あんかけのとろみが全部カレーになっています。

カミナリ飯店は、ほかにもカレーを使ったデカ盛りメニューが豊富!一番人気の「カミナリ飯」は、茶碗約2杯の大盛りご飯の上にキムチ、チャーシュー、とんかつ、ウインナー、唐揚げをのせ、さらに、カレー味の肉ミンチなどを添えています。
カレーあんの秘密を厨房で調査。まずは、店内で仕込んだ鶏ガラスープに、カレールウを入れます。さらに、カレーの風味を強めに出すために、カレー粉も追加。こうすることで、スパイシーでよりパンチの効いたカレーあんになるそう。次に、軽く炒めた野菜とカレーを合わせ、片栗粉でとろみをつけます。仕上げに、香りを引き立て、コクを深くするにんにくのオイルを入れて完成です。
チャーハンも、カレーに合うようにひと手間加えています。茶碗約2杯分のご飯とネギ、ポークハム、かまぼこ、インゲン豆などの具材を、2個半の卵とともに炒めます。そこに、自家製の醤油だれを加え、香りが全体に行き渡ったところで、仕上げは香味油。香味油でご飯を1粒1粒コーティングすることで、カレーあんの水分を吸いすぎないのだとか。
甘めの八丁味噌が絶品!味変も楽しめるカツカレー

「一条もんこさんオススメ!名古屋の絶品カレー」第1位は、名駅の「WAVE(ウェーブ)」。名古屋駅構内のJR中央口の隣にある「うまいもん通り」を入ってすぐのお店です。店内は13席ですが、多い時にはお客さんが1日に230人訪れることも!
人気の「ビーフカレー」は、ピリ辛で食べやすく、一度食べたらクセになるという逸品です。
もんこさんオススメは「味噌カツカレー」。カツにかかっているのは、甘めの八丁味噌!カレーの材料は、にんにく、しょうが、トマトなどの野菜に数種類のスパイス。そこに、食感を感じられるようにあえて形を残したオニオンソテーを入れることで、玉ねぎの甘さとスパイスの風味が絶妙にマッチします。そんなカレールウ、味噌が加わると、より濃厚な味わいに!混ざり具合によって、味の変化も楽しめます。
エビフライとどて煮をのせた「WAVEカレー」も名物です。
驚きのカレーは岐阜にも!?朝から豪華すぎる「カレーモーニング」を堪能!

「今食べるべき絶品カレー」は愛知県外にも!モーニング激戦区の岐阜県からは、お値打ちカレーを紹介。岐阜・岐南町の「バングラキッチン」は、10年ほど前にいち早く岐阜でカレーモーニングを始めたお店です。
バングラキッチンの「カレーモーニング」は、ボリュームたっぷり。コーヒーのほか、マンゴーラッシーやバングラデシュミルクティーなど10種類からドリンクを選べます。ナンは、注文を受けてから生地をこねて約400℃のかまどで焼き上げる手作りです。カレーは日替わりで、取材した日は鶏肉とカブを使ったカレー。ここに自家製にんじんドレッシングのサラダもついた豪華なセットが、モーニングで食べられます。
店主・マスドさんによると、バングラデシュのカレーは、粉のスパイスだけでなく、加工されていない種のままのスパイスを使うのも特徴なのだとか。
5種類のホールスパイスと玉ねぎを油で炒め、香りをじっくり引き出します。ここに、ターメリック、ガラムマサラ、チリパウダーなど14種類のスパイスを入れたらカレーのベースの出来上がり。
そこににんにくやウコンで味付けした鶏肉と日替わり野菜を入れて40分間煮込むことで、朝から食べたいさわやかなカレーが完成です。
CBCテレビ『デララバ』2025年6月25日放送より
番組紹介

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