「ムニエルの素」で簡単&おいしく3品!余った粉で副菜も同時に作れる、子育てママのアイデアレシピ

スーパーで買い物を終えたお客さんの"カゴの中身"を見せてもらい、その食材を使った自宅での調理風景を撮影する企画「カゴ中 大調査」。
購入した食材から生まれるアイデア満載のレシピや調理の工夫には、それぞれの家庭ならではの"我が家流"がぎゅっと詰まっています。今回は、名古屋市瑞穂区にある「サポーレ瑞穂店」と、熱田区の「サポーレ熱田伏見通り店」で調査しました!
『味仙』好きの夫のために作る、おうちで本格台湾ラーメン

「サポーレ熱田伏見通り店」で出会ったのは、台湾ラーメンの材料を購入していた女性。この日カゴに入っていたのは、豚ミンチ・梅干し・うどんなど。どれも気になる組み合わせですが、よく作る料理なのか伺ってみました。
(友梨香さん)
「旦那さんが好きなので、スープも自分で作ってます」
自作の台湾ラーメンを撮影させていただくため、ご自宅にお邪魔させていただきました。ご夫婦と大型犬・バーニーズマウンテンドッグと暮らす友梨香さん。ご主人は名古屋市中区矢場町にある『味仙』に通うほどの台湾ラーメン好きで、「家でも食べたい」というリクエストから、いつの間にか“我が家の定番メニュー”になったのだそうです。
注目は、材料に使う唐辛子。枝付きのまま置かれているということは…?
(友梨香さん)
「裏にある畑で作りました」
実は、ご家庭の庭にある家庭菜園で育てたもの。「栽培は意外と簡単で、市販の唐辛子は買わなくなりました」と話してくれました。
味の決め手はミンチ!仕切り付きフライパンで辛さ別に調理

まずは唐辛子とニンニクを刻むところからスタート。取り出したのは、仕切りの付いたちょっと珍しいフライパン。
(友梨香さん)
「辛さの好みが私と夫で違うので」
これぞまさに我が家流!
激辛好きのご主人と、現在妊娠中ということもあって辛さを控えめにしたい友梨香さん。仕切り付きのフライパンなら、2種類の台湾ミンチを同時に調理出来てとっても便利です。
ご主人用のミンチには豆板醤たっぷり。友梨香さんの分には控えめにしつつ、同じようにコチュジャンを加えます。オイスターソースは夫婦同じ分量で仕上げます。
(友梨香さん)
「さんしょうは苦手なので、全部旦那さんに」
ミンチが完成したら、次はスープ作り。ベースは鶏ガラスープに、主婦の強い味方・万能調味料の麺つゆを合わせたシンプルな味付け。スープ自体は辛くしないのがポイントです。
(友梨香さん)
「ミンチが味の決め手なので」
そして茹でた市販の麺を丼に入れたら、仕上げの“我が家流”がもう一つ。ニラを生のまま丼にイン!その上から熱々のスープをかけることで、ちょうど良くしんなりし、さらに台湾ミンチのコクがスープ全体に広がり、味がバッチリ決まるそうです。
この日の献立は台湾ラーメンと、手作りの餃子。自宅がまるで『味仙』のような本格台湾ラーメン店になりました。
時短&おいしさが叶う!子育てママの味方「ムニエルの素」で簡単2品

「サポーレ熱田伏見通り店」で出会ったのは、シジミ・サケ・タラなどを購入していた女性。お話を伺うと、便利な「ムニエルの素」を活用しているとのこと。さらに、残った素を有効活用する方法があると聞き、ご自宅へお邪魔しました。
今回ご協力いただいたのは、夫と1歳の長男と暮らす愛さん。
パンやハーブなどがたっぷり調合された「ムニエルの素」は、とても便利だそうで…。
(愛さん)
「家で作ろうと思ったら大変なので。これ一つで味が決まるので、とにかく息子が寝ている間に作れる料理を」
便利なアイテムを上手に使って、調理の手間を省きます。

この日は、魚のムニエルに加えて、「ハクサイとパンチェッタの豆乳スープ」も作りました。注目は、スープに使うパンチェッタ。ベーコンではなく、塩漬けして干した豚バラ肉「パンチェッタ」をあえて使う理由は…。
(愛さん)
「パンチェッタの塩分で、塩コショウしなくても(以前)おいしくなったので」
調理もシンプルで、ハクサイとブナシメジを炒め、水とコンソメ・豆乳を加え、ひと煮立ちさせるだけ。これで、子育て中のママでも簡単に作れる「ハクサイとパンチェッタの豆乳スープ」が完成しました。
「タラのムニエル」は薄付きが我が家流 余った素は付け合わせに活用!

続いて、メインとなる「タラのムニエル」。まずは、タラの表面にある余分な水分をしっかり拭き取り、バットに広げた「ムニエルの素」をまぶしていきます。ここでも、愛さんならではの気遣いが光ります。
(愛さん)
「意外と味がしっかりしていて濃かったので、(ムニエルの素を)薄くつけるようにしています」
味の濃さを調整しながら、家族に合わせた“ちょうどいい”味付けにするのがポイント。
あとはフライパンで焼くだけで、手軽にムニエルが完成します。残った「ムニエルの素」の活用法を伺うと…。
(愛さん)
「余った粉を蒸したブロッコリーにまぶして、付け合わせに。パン粉焼きみたいな形になって」

これが我が家流!捨ててしまいがちな余った粉も、蒸し野菜にまぶして一緒に焼くだけで一品が完成。ブロッコリーのほか、アスパラガスなどにも合うそうです。
それぞれの家庭にある“我が家流”、ぜひ真似してみてはいかがでしょうか。
CBCテレビ「チャント!」2025年5月29日放送より
番組紹介
