お盆も終わったけど…実際に聞いた怖い話

8月18日放送『北野誠のズバリ』では、「怪談てんこ盛り…送り火」と題し、リスナーから怖い話や不思議な話を募集。お盆は過ぎましたが、パーソナリティの北野誠と大橋麻美子がさまざまな怖い話を紹介しました。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く見えないものが写っていた
夏といえば海。怪談が起きる場所としてもよく登場する舞台です。
「高校時代に体育の先生から聞いた話。先生が大学生の頃、体育教師の卵のみんなで海へ遊びに行った時、ひとりずつ10mぐらいの岸壁から飛び込み、その写真を撮っていたとのこと。
ひとりだけ泣きながら嫌がる人がいたのですが、体育会系の集まり。強引に飛び込ませて写真を撮りました。
その写真を現像すると、水面からたくさんの手が伸びていたそうです。
(飛び込むのを嫌がっていた人は)何かを感じていたのか、見えていたのか…」(Aさん)
この話を聞いて「わぁ~、好きやわこの話!なんかザ・昭和の怪談」と、嬉々として語る北野と、「私はどんよりしました」とテンションの下がる大橋。
まるで対照的なリアクションとなりました。
トンネルの出口で夜中に…
トンネルも怪談の舞台になりやすい場所です。「こんな場所で夜中になぜ人が?」ということが重なると、ますます怖さに磨きがかかります。
「数年前に友人から聞いた話ですが、友人の先輩が愛知県の伊勢神トンネルを長野方面から(通って)帰宅中、出口にある電話ボックスに人がいるのに気づきました。
夏なのに赤いロングコートにロングヘアの女性が電話していたそうです。
そこはかつてドライブインがあったんですが、今は閉店してまったく人気がありません。
ましてや人家もなく、『(こんな所に人がいるのは)珍しいな』ぐらいで通り過ぎて帰宅しました。
そして先輩が帰宅後、当時はまだガラケーだったんですが、開くと非通知着信ありの表示が。
時間は電話ボックスで赤いロングコートの女性を見た時だったそうです。この話を聞いて、鳥肌が立ちました。
伊勢神トンネルはお祓いをして何も出なくなったと聞きますが、当時はまだお祓いの前でした…」(Bさん)
ラリーでも事故が
愛知県豊田市にある伊勢神トンネルは、東海地方では昔から心霊スポットとして知られています。
一昨年に開催された世界ラリー選手権のラリージャパンでは、トンネル出口付近でクラッシュ事故が発生し、「祟りがある」と話題になってしまいました。
北野「あそこに行ったら、ちょっとしゃべるだけでものすごいエコーがかかるんですよ。それで怖さが増してくる。
『何やってんねん、何やってんねん、何やってんねん…』って言っても、自分らのグループは声がわかってるけど、前にいるグループは『急に誰か聞こえてきたよ!』って怖さが増すんですよね」
夜中の山道で見たひとりの女性
そして、夜に謎の女性が立っているというエピソードがもう一通。
「不思議な体験、それは一昨日のことです。
次男である息子は友人たちと長野県へゴルフに。0泊なので夜中に走って朝イチでゴルフをして帰ってくる。夜中なので山道は真っ暗、ゴルフ場までひたすら山道をひた走る。
後部座席で窓を見ていた次男が途中で、白っぽいワンピースを着た女性が山向こうの道路に立っているのを見つけました。
『こんな夜中に女ひとり立ってる…』次男の横に座っている友達も助手席の友達も見ました。
『あんな時にえっ女性が?なあ?』突然ひとりが震え出しました。
『どうしたの?』と次男が聞くと、『確かあっち側、街灯がなかった。月明かりも山のあっち側にはない。なんでワンピースだけ見えたんだ?』」(Cさん)
危うく事故に
真っ暗なはずの光景で、なぜワンピースが見えたのでしょうか?投稿の続きです。
「3人で見ているので間違いはありません。なんで明かりもないのにワンピースが…。
『やめてくれ!』と運転している友達が言い、『俺そういうの嫌いなんだ!怖いんだ。やめて!お前の会話聞いたらハンドル切り間違えそうになるわ。もうちょっとで事故したかもしれん』
…あれはもしかして『あんたもこっちへおいで』って、呼んでたのかもしれません。
帰りは昼ぐらいなので、あらためてその場所を確認しに行こうとなったんですが、よく見るとやっぱり街灯なんかひとつもなかったらしいです…」(Cさん)
大橋は「ドライバーの(怖がる)気持ちわかるわ」と一緒に怖がっていましたが、北野は「いいの見たな~、めっちゃうらやましい!そのルート走りたいわ」と、またも対照的なリアクションとなってしまいました。
(岡本)
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