瓦割り最高記録にも挑戦!コロナ禍に生まれた新しい「瓦割り体験」でストレス発散!
コロナ禍で我慢の日々が続き、ストレスがたまっている人も多いのではないでしょうか。今回は新潟県からコロナ禍のストレスを吹き飛ばす体験企画を紹介します。
CBCテレビ『ゴゴスマ』の「列島生報告 今日はダレなんサー」。全国の名物アナウンサーがご当地の魅力を生中継で紹介するコーナーです。この日は新潟県阿賀野市からBSN新潟放送の林莉世(りせ)アナが出演しました。番組MCの石井亮次アナが呼び掛けると、林アナの声はすれども画面は鬼瓦のアップ。カメラを引くと鬼瓦の顔はめパネルから林アナが顔を出していました。林アナは「パネルがあったので、顔をはめずにはいられませんでした」とパネルの後ろから出てくると、「今日は瓦を使ったコロナ禍に生まれた新しいストレス発散方法を紹介します」と、リポート開始です。
今回の中継は「安田瓦」を作っている「丸三安田瓦工業」から。阿賀野市は、日本最北の瓦の産地で、国内生産量は第4位を誇ります。ここで、同社の嶋田裕子さんが登場。詳しいお話を聞きました。嶋田さんは「安田瓦は、雪国・新潟の気候にも耐えられる丈夫な瓦。両面に施した釉薬と高温で焼きしめることで、瓦が凍って割れる凍害という現象にも強い。ざらざらとした表面で、落雪させにくいのが特徴」と解説。まさに雪国・新潟ならではの瓦ということですね。
コロナ禍、この安田瓦を使って何かできないか、と嶋田さんが考案したのが「瓦割り体験」。林アナが金属製の大きな箱の中を覗き込むと、中には割れた瓦がありました。箱の中に瓦を思い切り投げ入れて、ストレスを発散するのだそうです。ちなみにお値段は、瓦2枚で567円とのこと。
林アナは「元々、製造過程で規格外になった瓦をこの箱に投げ入れ再利用していたので、無駄遣いではありません!今日は気兼ねなく、約3キロの瓦にストレスをぶつけたいと思います」と瓦を手にし、「コロナ禍に生まれたストレスをぶつけます!」と箱の前へ。
「自由に飲み歩きたい!」と叫び、林アナが瓦を投げ込むと、大きな音が響きます。「いい音!」とスタジオの面々も笑顔に。林アナは「物を投げて、壊して!こういうストレス発散はなかなかできないですからね。すっきりしました」と満足気です。
ここでできるのは、それだけではありません。「もう一つ。こちらでは、瓦割りも挑戦することができます!」と林アナが指し示した先には、積み上げた瓦とボクシンググローブが。林アナは「私、よく食べて、よくしゃべって、うるさいからなのか分かりませんが、あり余るパワーをここで発散してこいと先輩に命を受けてやってきました。今回は女性最高記録に挑戦します!」と意気込みます。
女性の最高記録は13枚。今回は14枚の瓦を積んで挑戦します。スタジオからは「無理しないでくださいね!」「何か(スポーツとか)やっていたのかな?」と心配の声。林アナは「特にスポーツはやっていないのですが、元気そうというイメージでここに送り込まれました。BSN女性アナウンサーを代表して頑張ります!」と気合が入っています。
スタジオからの「頑張って!」の応援を受け、「それでは林、参ります。3、2、1、はっ!」の掛け声で拳を打ち下ろすと、見事に14枚全ての瓦が割れました!喜ぶ林アナに、スタジオからは「うそ~!」「割れ目、入れていた?」と疑いの声と、「お見事!」の喝采が飛びます。
林アナは「笑顔になってストレスを発散できました。瓦1枚1枚に、力が伝わっている感覚、すっきりしました。体験された皆さんの反応はどうですか?」と質問。嶋田さんは「こちらの瓦割り、女性の方が男性の方の倍近く体験しています。皆さん、とても笑顔ですっきりして帰っていきます」と教えてくれました。「女性の方がストレスたまっているのかもしれませんね!ぜひ、皆さんも体験してみてください」と林アナが呼び掛け、中継は終了しました。
(2021年6月24日放送「ゴゴスマ」より)