オクラは夏バテ防止にも!おつまみや食欲のない日も食欲がススム 農家直伝のお手軽レシピを大公開
7月の旬野菜と言えば、オクラです。家庭菜園で育てている方もいますが、スーパーなどでも多く見かけるように。農家だからこそ知っている、オクラの夏バテ防止大量消費メニューを産地で聞き込み調査しました。
オクラは南国の花ハイビスカスと仲間!夏に生育が進む理由
愛知県でオクラの産地と言えば、豊川市です。現地へ行ってみると、畑には、空にまっすぐ伸びるオクラがたくさん生っていました。農家の方に、どれくらいの量のオクラを栽培しているのか尋ねました。
(農家)
「オクラを収穫したら、ナスの作業がある。オクラが一反(300坪)、ナスの苗が550本、ピーマンの苗は400本。夏は…忙しい」
夏野菜の栽培で毎日大忙し。そんな農家さんが教えてくれたオクラのお手軽メニューは、納豆の中に刻んで入れる「オクラ納豆」。ネバネバ同士で相性が良く、毎日食べているとのことでした。また、別の農家さんからは豆知識を伺いました。
(農家)
「これ(オクラの)花。ハイビスカスと同じ」
オクラは、南国の花ハイビスカスの仲間。温かい地域に適した植物のため、夏に生育が活発になります。7月頃からオクラの最盛期を迎える豊川市では、年間で10t以上も出荷されています。
漬け込むだけで絶品!簡単お手軽なオクラメニューが続々
豊川市内の産直「グリーンセンター豊川」には、最盛期前にもかかわらず、既に多くのオクラが並んでいました。
(スタッフ・池田さん)
「たくさん出荷してもらっているが、毎日完売。毎日、朝どりのオクラが入荷している」
町の皆さんがどんな使い方をしているのか、買い物していた方を調査しました。
(女性)
「夏野菜とオクラをオリーブオイルで炒める。味付けは塩コショウとオイスターソース。オクラの夏野菜炒め」
別の女性は、カレーやシチューのトッピングやピザにオクラを乗せるという声もありました。お客さんに野菜の食べ方を提案している産直スタッフの池田さんが、試食用の料理を作ってくれました。
(スタッフ・池田さん)
「ニンニクしょうゆ漬け。水を付けたオクラを500Wレンジで1分加熱、水・しょう油を大さじ2、ニンニク(チューブ可)少々に漬ける」
その他、定番のおひたしやみそ汁、そうめんに梅とオクラをたっぷり乗せた夏らしい「梅とオクラのそうめん」などを教えてもらいました。
夏バテ解消にも!農家で人気ナンバーワンのレシピは?
今回オクラ料理を教えてくれるのは、豊川市で野菜を作る農家の奥様方です。
【オクラの肉巻き】
・ヘタを落としたオクラを豚ロースで巻く
・両面焼き目をつけ、フタをして蒸し焼きに
・仕上げに焼肉のタレまたは塩をかける
【オクラと大葉のきんちゃく】
・生のオクラを薄く輪切りにする
・千切りにした大葉・カツオ節・めんつゆで味を付ける
・油揚げに詰め、フライパンで焦げ目がつくまで両面を焼く
【オクラのピリ辛】
・ヘタを落として半分に切ったオクラをゴマ油で炒める
・オクラに焦げ目がついたら千切りのショウガを入れる
・めんつゆで味付け
・仕上げに輪切りのとうがらしを入れて和える
さらに、人気ナンバーワンの「オクラの天ぷら」、ミニトマトときゅうりで和えた「オクラのサッパリサラダ」など5品が完成しました。
今が旬のオクラで、皆さんも作ってみてはいかがでしょうか。
CBCテレビ「チャント!」7月9日放送より