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結婚しない若者が増える中、50・60代の「ラス婚」が増えている?

結婚しない若者が増える中、50・60代の「ラス婚」が増えている?

結婚しない男女が増えているといわれる一方、今や50代や60代でマッチングアプリを使った結婚が増えているそうで、「ラス婚」とも呼ばれています。1980年と2023年を比較すると、55歳から64歳までの女性で初婚率は最大3倍、再婚率は6倍にまで増えているそうです。よく「おひとりさまの方が楽」「結局死ぬ時はひとり」などと言われますが、やはり人生の後半にパートナーを得て楽しく過ごしたいという思いはあるようです。6月19日放送『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)では、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)の記事などを紹介し、パーソナリティの北野誠と加藤由香アナウンサーがラス婚についてトークを展開しました。

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マッチングアプリ市場が拡大

記事では熟年婚活がうまくいく人の特徴として、相手に細かい条件を求めない、年金や相続、親の介護などの問題を先にハッキリさせておく人、離婚経験者であることなどが挙げられています。

歳を取るとどうしても人間関係が狭くなり、自然な形で出会うことが難しくなる中、「ラス婚」の出会いには、マッチングアプリが意外とピッタリなようです。

マッチングアプリの運営会社数はこの5年で6倍にまで増え、市場はどんどん拡大。

その中で「ラス婚」をメインにする婚活アプリも増えていて、「最後の恋」「生涯寄り添うお相手」といった言葉が並んでいます。

早い段階で入籍の意思を確認される結婚相談所とは異なり、真剣な交際や、お互いの家を行き来するだけのパートナー探しなど、多様なニーズに応えられる柔軟性を持っているのもアプリ型の利点。

ただ、アプリ型はロマンス詐欺や不倫などの危険性もはらんでいるため、最近は独身証明書や本人確認資料の提出を義務づけて信頼を高めているサービスも多いそうです。

熟年婚活がうまくいく人の特徴

熟年婚活ならではの特徴としては、初婚の人よりも再婚の人のほうがうまくいくということ。

これは初婚の人は夢見がちな傾向が強く、相手の欠点から探してしまうため。

離婚経験者はすでに相手の欠点が嫌になって別れているため、嫌なところから探さず、「前の旦那や嫁と比べたら、これが良い」と、良い点を探す傾向にあるようです。

長年結婚しない状態が続くとどうしても理想が高くなってしまうもの。

北野「初婚ということは、若い時からあんまり考えが動いてないってことやと思いますので」

若い時と熟年の恋愛の違い

そして、北野は若い時の恋愛と熟年での恋愛の大きな違いについても言及しました。

北野「若い頃は金がなくても面白かった。10代、20代の頃って別に金ないねんけど、毎日なんやわからんけどワクワクしてたでしょ?」

加藤「友だちと大学時代ペチャクチャしゃべるだけでも楽しかったり、海に行くだけでも楽しかったし」

北野は「50代以上は他に目的がないとダメで、海に行くにしてもプラスで近くのレストランで食事したり、海鮮市場で食事や買い物などといった目的が必要」と主張。

婚活でどこか一緒に行く場合は、きちんと計画を立てておく必要がありそうです。
(岡本)
 

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