中日・上林誠知、オープン戦で猛アピール!クリーンアップ候補に浮上

CBCラジオ『あんななのなななっ!』、生まれる前から中日ドラゴンズファンの"あんなな"こと安藤渚七が、毎週ひとりの選手にフォーカスして魅力を伝える「ななのイチオシドラゴンズ」のコーナー。3月23日の放送では、オープン戦で結果を残し続ける上林誠知選手を取り上げました。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く3番打者の役割を果たす
この日ドラゴンズは、バンテリンドームナゴヤで東北楽天ゴールデンイーグルスとのオープン戦に臨んでいました。
スターティングメンバーは、1番センター岡林勇希、2番セカンド山本泰寛、3番レフト上林誠知、4番サード石川昴弥、5番ファースト オルランド・カリステ、6番ライト細川成也、7番DH中田翔、8番ショート村松開人、9番キャッチャー石伊雄太、そして先発ピッチャーは柳裕也投手でした。
安藤はこの前日、今季初のオープン戦を観戦しました。同じく楽天との対戦で1対1の引き分けに終わりましたが、いずれも得点シーンは1回。互いにチャンスはありながらも、得点が動くことはありませんでした。
そして、中日の同点タイムリーを放ったのが上林選手でした。
安藤は「ワンアウト2塁の状態からライトへのタイムリーヒット。ドラゴンズが点を取られたその裏に点を取り返しました」と興奮気味に振り返ります。
オープン戦での驚異の成績
最近の上林選手の活躍ぶりは目を見張るものがあります。オープン戦では、この日の前日の時点で36打席で12安打5打点3本のホームラン。打率は3割3分3厘です。
「ぐいぐい開幕スタメンを掴みに、着実に結果を残してくれています」と声を弾ませる安藤。
井上監督も上林選手を「クリーンアップの候補として考えている」と話していました。
3番で起用される意味について、上林選手は「打順にはこだわりがなく、試合に出るならもちろん何番でもいい。ただ3番という打順は返すことが仕事なので、いきなり試されている場面だと思いました」とコメント。
3番の重みを感じながらも、そのプレッシャーの中で結果を出し続けています。
戦力外から再起の物語
上林選手は2014年から2023年まで福岡ソフトバンクホークスで活躍し、2023年に戦力外となった後、ドラゴンズに加入しました。「一度は戦力外になったとは思えないくらいの最近の活躍」と安藤は語ります。
「上林選手はすごくクールなポーカーフェイスなのが特徴だなと思っているんですけど、最近は結果を残したらガッツポーズして喜んでくれたり、そんな素の部分も見られているので。今シーズンたくさん上林選手のお立ち台なんかも見たいなと思っています」と期待を寄せました。
コーナーの最後には上林選手の登場曲、イーシスの「HERO」をオンエアしました。
(minto)
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