生でも食べてもおいしい!栄養効果にも注目・謎の野菜「ヤーコン」
12月17日放送のCBCラジオ『北野誠のズバリ』。佐藤実絵子の情報コーナー「世界まるみえこ」では、佐藤が育てた謎の野菜「ヤーコン」について取り上げました。家庭菜園が趣味の佐藤は「変わった野菜を育ててみたい」と思い立ち、今年初めて「ヤーコン」の栽培に挑戦。無事に収穫した「ヤーコン」について、食感の驚きや意外な調理法、栄養の豊富さを紹介しました。
関連リンク
この記事をradiko(ラジコ)で聴く「畑の梨」ヤーコンの驚きの食感
収穫してから「ヤーコン」についていろいろと調べたという佐藤。
「ヤーコン」は南米アンデス高地が原産のキク科の野菜で、最近は健康野菜として注目されています。見た目は細長い赤茶色の根菜で、さつまいもに似ていますが、デンプン質がほとんど含まれていないのが特徴です。
さらに驚くのは、生で食べられること。シャリシャリとした食感があり、「畑の梨」とも呼ばれています。
北野「見た目はサツマイモやねんけど、食感は大根に近いかな」
佐藤「すっごいみずみずしい大根って感じ」
北野「刺身のツマに合う、という感じ」
低カロリーなオリゴ糖の塊
栄養面でも「ヤーコン」は非常に優れています。まず注目すべきはオリゴ糖。
「オリゴ糖の王様」と呼ばれるほど豊富に含まれており、その含有率は野菜の中でNo.1。整腸作用があり、腸内環境の改善に役立ちます。さらに、収穫後に時間が経つとオリゴ糖が糖に変わり、甘みが増すのも特徴です。
もうひとつはポリフェノール。赤ワインに匹敵するほど含まれており、オリゴ糖との相乗効果で腸内環境をさらに整える働きが期待されています。
佐藤「ほかにもカリウム、マグネシウム、カルシウムが豊富なんですけど…もう食べてるし(笑)。オリゴ糖の塊なのに、低カロリーなんですよ」
佐藤が一生懸命「ヤーコン」の栄養について説明している間、待ちきれない北野はすでに食べ始めていました。
フライでほっこり、生でシャキシャキ!
北野がつまみ食いしていたのは「フライドヤーコン」。
「フライにしたら、食感はさつまいもと何も違わない」と北野。これには松原タニシも「うわー、なんやこれ!おいしいな」と驚いた様子。
実はヤーコンは調理法によって食感が大きく変わる野菜で、フライにするとほっこり食感になります。
一方、佐藤のおすすめは「生」。この日は「千切りにしたヤーコンを胡麻ドレッシングとマヨネーズで和えたもの」を試食しました。
北野「フライで食べたらさつまいも、生で食べたら大根」
佐藤「すっごいシャキシャキでおいしいでしょ!瑞々しいのよ」
ヤーコンの時代がやってくる?
今年の夏が暑かったせいで、さつまいもがしおれてしまったと話していた佐藤。「ヤーコン」も一度はしおれたそうです。
佐藤「だけどそこから、ヤーコンは復活した!結構」
北野「見てみいな、生命の源や」
ヤーコンは春に植えて秋に収穫する野菜で、土の中で保存するとかなり長持ちするそうです。
北野「生でも食べられるし、揚げても食べられる」
佐藤「きんぴらもいいらしいですよ」
北野「もっとヤーコンって世間に流通してくれへんかな」
佐藤「全然知られていいですよね!これから流行るかもしれないですよ」
スーパーで目にすることが少ない「ヤーコン」。家庭菜園をしている方は「絶対ヤーコンを育てるべき」という話で盛り上がりました。
これから「ヤーコン」の時代が来るかもしれません。
(minto)