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浮気された痛みと復讐の衝動…大久保佳代子が語る“前を向く”ヒント

浮気された痛みと復讐の衝動…大久保佳代子が語る“前を向く”ヒント

『真誠presents 大久保佳代子・森本晋太郎のどうぞご自由に』(CBCラジオ)は、愛知県田原市出身の大久保佳代子さんと、事務所の後輩であるトンツカタン森本晋太郎さんが届ける「迷える人たちの道標となる解決型ラジオバラエティ」です。5月17日の放送では、3年の同棲関係を浮気で終わらせた元彼への複雑な感情を抱えるリスナーからの相談に、大久保さんが自身の痛々しい経験を交えながら、共感とユーモアを織り交ぜたアドバイスを送りました。

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浮気され振られた苦しみ

「私は先日、3年付き合って同棲していた彼氏に振られました。理由はいろいろあったのですが、別れた後に彼氏の携帯を盗み見ると浮気をしていました。今はその浮気相手とラブラブで幸せに過ごしているみたいです」(Aさん)

別れて1か月経った今も、Aさんは「なぜ私だけが不幸なの?なぜ浮気をした方が幸せに過ごしているの?」と、イライラモヤモヤした悲しい気持ちで過ごしているそうです。

「何か元彼を見返す方法はないでしょうか」(Aさん)

このお悩みに、大久保さんは「確かにこのパターンってさ、あるあるじゃない」と共感します。

大久保「浮気しました。好きな子ができたんで、付き合ってた彼女を振りました。こっちは幸せになるんだよね。で、こっちはひとり残されてさ。本当に嫉妬で苦しんでね。なんなんでしょうね、この構図は。不幸になるべきだよね。順序を守らない。好きな子ができるのはしょうがないとしても」

浮気をして新しい恋に走る行為に疑問を呈する大久保さん。一方、森本さんは少し違った角度から考えているようです。

長い目で見れば…

森本「短期で見たらそうかもしんないですけど、長期で見たら。いずれ浮気が発覚して、それが遅ければ遅いほど結構ダメージあるじゃないですか」

もっと長く付き合った、または家族ができた後の別れなら、さらに大きなダメージになっていたはずだと指摘。長い目で見れば早めに終わって良かったのかもしれないと語ります。

森本「多分また浮気するんですよ、そんな彼氏は」

大久保「まあね。よく考えればそういう考え方もできますよ。でも今はもう死ぬほどこれムカついてると思うよ」

大久保さんはAさんの心理状態を代弁します。

「自分はひとり寂しくカップラーメン。一方、元カレと新しい彼女はペペロンチーノと白ワインで楽しそうに過ごしている」。このような対比を勝手に想像してしまうことがさらに傷を深くしていくと説明しました。

うろつく心理と自己嫌悪

大久保さんは自身の経験を語ります。元カレのプレイエリアを「うろつく」ことがあったというのです。

大久保「もう1回お話をしたら戻れるんじゃないかとか。しがみつくってやつですか?仕事場兼自宅みたいな、いそうな場所をうろついたことはありますよ」

しかし、そんな行動も結局は何の解決にもならず、むしろ元カレと新しい彼女のツーショットを目撃してしまったそうです。

大久保「本当にコソコソと逃げるってこういうことかと思うぐらい。コソコソ逃げましたから。自分、何やってんだろうと思って。なんとか復讐をってまた思ったけど、復讐なんかできないですよ」

そういった「見返したい」「痛い目に遭わせたい」という感情は、結局のところ自分自身を傷つけるだけの負の感情だと指摘します。

本当はそこから脱出したいのに、その感情から抜け出すことの難しさも率直に語りました。
 

時間と新たな楽しみが癒やす傷

大久保「だからもう新しい彼とか。浅いこと言いますが、趣味を見つけるとかして。ジグゾーパズルとか結構2時間ぐらい経ってますよ。2,000ピースやってみるとかね」

とはいえ、どんなに気を紛らわせようとしても完全に無心になることは難しく、ついさまざまなことを考えてしまうものだと語ります。

森本「目標としては、その彼と過ごしてた時以上の幸せを、その彼抜きで得ることですよね。一番の仕返しは」

感情の波はあるものの、時間が経つにつれてその波も徐々に穏やかになり、復讐心などの負の感情はむしろ自分を苦しめることになると語りました。

大久保「何かしてやろうと思ってる気持ちが、嫌な時間を作っていくんで」

最終的には「距離を置いて気持ちを切り替える」ことの大切さを強調する大久保さんの言葉に、森本さんも大きく同意しました。

トレンディな復讐?

大久保さんは冗談交じりに、本音では相談者の復讐を手伝いたい気持ちもあると打ち明けます。

大久保「会社にFAXで、『あの男は二股とか三股かける男ですよ』みたいなのを送るとかね」

森本「懐かしいな…90年代すぎますって。ずっとトレンディーなんですよ、やり口が」

大久保「最近のドラマ見てないからだと思う。ドラマのアップデートできてないからだと思う。最近の復讐の仕方がちょっとわからないんですよね」

最後に大久保さんは、「いいことを考える時間を増やしていきましょう」と、やさしく締めくくりました。
(minto)
 

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