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中日OB・英智が解説。ブライト健太選手が怪我をした理由とは?

中日OB・英智が解説。ブライト健太選手が怪我をした理由とは?

10月15日、元中日ドラゴンズの英智さんが、CBCラジオ『ドラ魂キング』に出演しました。リスナーから寄せられた野球やドラゴンズに関する質問に答えていく中、12日の秋季教育リーグでのヤクルト戦で右脚の太ももを負傷したブライト健太選手についてもコメントしました。聞き手は加藤里奈と三浦優奈です。

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中日用のマスコットバット

「井上(一樹)監督は選手にマスコットバットで振り込む練習を取り入れていました。この方法はどうなんですか?」(Aさん)

「マスコットバット」とは、一般的なバットよりも重いトレーニング用バットです。選手がメーカーに頼めば用意してくれるんだとか。

英智「ドラゴンズの場合はドアラのマスコットが一番いいんじゃないかな(笑)」

マスコットはマスコットでも球団マスコット。ひとボケあった後に本題です。

英智「今はバッティングフォームよりも力をつけることに意識がいってるんだと思いますね。遠くに飛んだり、力強い打球速度が打てるようにやってると思います」

デメリットとメリット

ただマスコットバットは重い分デメリットもあるそうです。
バットを目一杯振ろうとした時に、身体を逆方向に揺さぶってフォームを崩してしまう懸念があるそうです。

そこを気をつけて振れば体幹も下半身も強くなり、本来の自分のバットを持った時に軽く感じたり、容易く扱えるようになるといいます。

マスコットバットを上手く使っていた選手として英智さんが挙げたのが福留孝介さん。
キャンプが始まってオープン戦が終わるまで、試合以外の練習でマスコットバットを使っていたそうです。

また、立浪さんはネクストバッターズサークルでマスコットバットに錘を付けたものを振った後、自分のバットに持ち替えて打席に向かうスタイルだったそうです。

ノックする側の気持ち

「今年の沖縄キャンプの第3クールの時、なのでほぼ1年前、北谷でノックを受けていた福永選手のことです」(Bさん)

「ラスト」の声がかかり、ノック終了。堂上直倫コーチがノックバットを置いて飲み物を飲んでいた時に、福永裕基選手が「もう一丁お願いします」と言ったそうです。

「堂上コーチもすぐに『よっしゃあ』と嬉しそうでした。英智さんもコーチ時代、こんな声がかかったら嬉しかったですか?」(Bさん)

英智「心境としてはやっぱり嬉しい気持ちはありますね。選手自身が前向きじゃないとそれはできませんからね」

コーチ時代の一工夫

「おかわり下さい」の声があれば、選手が望む間はどれだけでも打っていたそうです。しかし、だいたいは守備練習をやりたがらないんだとか。

英智「1本でも2本でも捕ってくれるように、自分はノックの練習したいから捕るの手伝ってくれない?なんて言いながらやってました」

そうすると、選手はクスクスッと笑いながらしょうがないなあという感じで、守備練習が始まったそうです。

ちなみに英智さんが選手時代には、おかわりはあったのでしょうか?

英智「かなりやらされる時代が含まれてますから、おかわりの設定はありませんでした。ライスおかわり自由と書かなくても並盛でお腹いっぱいでしたね(笑)」

ブライト選手が怪我

12日の秋季教育リーグで負傷したブライト選手についての質問です。

「ブライト健太選手が右太腿を怪我してリハビリ組に入ってしまいました。これからの時期、この様な怪我をしないためにはどんな練習が必要ですか?」(Cさん)

シーズンを乗り越えた後のプロ野球選手の身体はかなり傷ついているそうです。
シーズン後、「フェニックスリーグに行け」とか「二軍行け」と言われても、実は満身創痍だったこともあるとか。

英智「ブライト選手も、かなり追い込んでた部分、フェニックスでさらにアクセル踏んだら身体に歪みが出てしまったって状況だと思います」

ブライト選手に必要なのは、まず1回はしっかり治すことだそうです。

英智「キャンプが終わるまでに復帰しないと、シーズンオフ中も球場に来てトレーニングすることになりますから、必死に治してくると思いますね」

リスナーの質問に、経験とおとぼけを交えながらわかりやすく答えていった英智さんでした。 
(尾関)
 

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