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高齢者の運転事故、減らすためにできることは?

高齢者の運転事故、減らすためにできることは?

4月1日の午後、名古屋市の中心部である栄で車が歩道に乗り上げ、歩行者をはねる事故がありました。運転していたのは74歳のドライバーで、こどもを含む7人がけがをする事態となりました。また3日には、名古屋市守山区の飲食店で92歳男性が運転する車がバックで店舗に突っ込むという事故が発生しました。高齢者の運転による事故の危険性が注目されて久しいですが、4月2日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、つボイノリオと小高直子アナウンサーが、これらの問題をどう捉えるべきなのか話します。

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返納が進まない背景

「繁華街での事故でかなりのけが人が出たみたいですが、事故を起こしたドライバーは70歳代の女性ということで。先日の静岡で起きた事故も70歳代のドライバーでした。
70を過ぎたら本気で免許の返納を考えて欲しいです。特にそれまでに小さい事故の繰り返しを起こしていたら、それは完全に危険信号です」(Aさん)

つボイ「こういうこともよく言われていますよね」

地域によっては特に、車がないと不便であったり生活がままならなかったりする場合もあり、必要に迫られ運転せざるを得ない状況もあるようです。
しかし少しでもヒヤッとする場面が出てきたのなら、それは返納を検討する機会なのかもしれません。

つボイ「私も高齢者として複雑な気持ちです」

車がなくとも高齢者が快適に生活できるよう、国や自治体によっていま以上に各種サービスが整えられることが望まれています。

どんな検査をする?

ドライバーと同じく70歳代のリスナーからはこんな投稿が届きました。

「先日つボイさんも免許の更新をしたと話していましたが、自分もやってきました。高齢者講習と認知機能検査を受けました。高齢者講習では動体視力検査などで身体能力の低下を知ります。

また実地運転ではコース走行と段差乗り上げのテストをして、ペダルの踏み間違いがないかチェックしました。認知機能検査では16枚の絵を見て、その記憶を確かめるといったこともしました」(Bさん)

つボイ「車止めを乗り越えてしまった時に、咄嗟にブレーキが踏めるかどうかのテストがあるんです」

不意の衝撃がきたり思わぬ事態になった時にも、動揺せず落ち着いて安全な運転ができるかどうかを確認するようです。
今回の場合もそうですが、ペダルの踏み間違いによる事故は特に多い傾向にあります。

更新はしたものの

先日免許更新をしたつボイは、更新の理由について話します。

つボイ「Bさんからの投稿にもあったように、高齢者の免許更新っていろいろなテストがあるんです。認知機能のテストや運動神経のテストもあって、自分の能力がどの程度なのか確かめたかったという思いがあります」

日常生活の中では、なかなかそういった機会はありません。自分の能力の程度を正確に把握していくことは返納を検討する際の指標にもなりますし、運転をする上でも大切な自己認識です。
さらにつボイは車も乗り換えたとのこと。

つボイ「20年間乗った車ですが、まだ乗れたんです。でもなぜ買い替えたかというと、踏み間違いセンサーが付いている車にしておきたかったんです」

乗る乗らないは別にしても、いざという時のために最低限これだけはしておきたかった、と語りました。

自分事として

こういった事故のニュースがあるとどうしても年齢に目が行きがちで、『高齢者の運転をどうすべきか』という話になりやすいですが、小高は「それで終わらせてはいけない」と考えているようです。

小高「今回の場合は、地下駐車場の急なスロープを登ったその先にバーンと歩道があった。栄の繁華街ですから人通りもかなり多い。そこでうっかりアクセルとブレーキを間違った。似たようなシチュエーションで、事故にはなっていないまでも『怖いな』って思った経験ありませんか?」

年齢による注意力の低下はもちろん要因のひとつではありますが、本当に高齢者だけの話なのでしょうか。考え事をしていたり、気が逸れていたりしたら、若者にだって十分にあり得ると警鐘を鳴らしました。

小高「若い人だって、自分だったら何に気を付けたらいいかなとか。歩行者だったら、車が出てくるときのランプを注意して見ているかなとか。
そういったところも振り返って、今後こういった事故のないように、自分は何をすればいいのかなということを考えてもらいたいです」

一人ひとりができることを積み重ねて、痛ましい事故が起きないようにしたいものです。
(吉村)
 

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