将棋「球王」の中日OB・平田良介。始めたのは意外と最近だった?
7月2日、元中日ドラゴンズ選手の平田良介さんがCBCラジオ『ドラ魂キング』に出演し、リスナーからの質問に答えました。今回はほとんどの質問がプライベートな事ばかりでしたが、嫌な顔せずに回答していく平田さんに、パーソナリティの加藤里奈と三浦優奈も興味津々です。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴くビールのつまみは?
「七夕の短冊にはどんな願い事を書きますか?」(Aさん)
平田「平田家が幸せでありますように、とかですかね。それだけでいいかなって」
加藤「いいパパですねえ」
ちなみに加藤が書いているのは「ドラゴンズ優勝」。
三浦の母は「優ちゃんの仕事が増えますように」と書いているそうです。
「休日の昼間にビールを飲むとすると、何を食べながら飲みますか?」(Bさん)
平田「これはもう、間違いなくイカ焼きです!」
実現しなかったものの、バンテリンドームの選手プロデュースメニューとして挙げるほどイカ焼き愛の強い平田さん。
ちなみに「名古屋の食べ物なら味噌串カツ」と続けました。
野球選手にならなかったら
「プロ野球選手になっていなかったら、どんな仕事をしていたと思いますか?」(Cさん)
平田「ゲーム系の仕事してたんかなと思います」
コンピューターゲームをスポーツとして捉えるeスポーツの方面に行っていたかもしれない、とのことでした。
ゲームといえば平田さんは将棋が大好き。プロ野球界で一番強い、球王の称号も獲得しています。
7月1日、第95期棋聖戦五番勝負第3局、藤井聡太棋聖と山崎隆之八段の対戦が行われました。藤井棋聖が山崎八段に勝ち、3連勝で棋聖戦を制しました。
藤井棋聖は棋聖戦5連覇。永世棋聖の資格を獲得。21歳11カ月での称号獲得は史上最年少記録を53年ぶりに更新しました。
加藤「平田さん、棋聖戦の前後に、二枚落ちで将棋やってましたよね?」
平田さんは「やりましたね」とニヤリ。
飛車、角落ちで勝負
ここから話題は、平田さんの大好きな将棋に移りました。
棋聖戦の前夜祭で、平田さんは久保利明九段と会ったそうです。久保九段は2020年第1回球王決定戦のゲストでした。
3年ぶりの再会で盛り上がり、前夜祭終了後は名古屋池下の将棋バーへ。
そこで飛車角落ちで対戦させてもらったそうです。結果は平田さんの勝ち。
平田「もうひとり、宮嶋健太さんって四段の方がおられるんですよ。その方と飛車香車落ちでやらせてもらったらボロ負けでした」
平田さんは、久保九段とのツーショットをInstagramに上げています。ちなみに久保九段は阪神ファンだそうです。
意外と最近?将棋歴
「平田さんはいつ頃から将棋を始めて、誰から教わったんですか?」(Dさん)
平田「形を覚えたのは7年ぐらい前です」
三浦「結構新しい感じですよね」
意外と最近という平田さんの答えに驚く三浦です。
平田「プロ棋士の方のプレー動画を見て、そっから俺もやろうって思いました」
アプリゲームで始めて、三級までは簡単にいったそうです。しかし全然勝てなくなってきて、もう一度、プロのプレー動画を見返して、そこからもう攻め、守りの形を覚えていったそうです。
平田「だから7年ぐらい前から真剣にやり始めたって感じですかね」
苦節7年。二枚落ちではありますがプロに勝つぐらいの実力をつけた平田良介さんでした。
(尾関)