愛知県春日井市に昭和レトロカフェが4月22日にオープンしました。ノスタルジックな思いに浸れる「昭和レトロ」デザインで、SNSなどで若者にもブームが広がっています。2021年11～12月、岩倉市に本社を置く「石塚硝子」の食器ブランド「アデリアレトロ」が東京・原宿に期間限定で出店した昭和レトロカフェ「喫茶アデリアーノ」は、若者たちで大盛況となりました。その話題のカフェが地元・愛知県に登場です！　CBCテレビ「チャント！」4月22日放送から

築130年の古民家が昭和レトロカフェに！

石塚硝子の食器ブランドである「アデリアレトロ」はレトロで可愛い食器として、大人はもちろん若者にも人気で、計80万個以上を販売しています。喫茶アデリアーノは、同ブランドの器で提供する期間限定の昭和レトロカフェで、2021年から全国で出店しています。7店舗目となる今回は愛知県春日井市に出店しました。

味も器も楽しめるメニュー！

カフェのムードを楽しみながら、「メロンクリームソーダ」を注文しました。レトロでかわいいコップに透き通る爽やかなメロンソーダ。グラスの下に敷かれた皿もレトロなデザインです。アイスクリームとソーダが混ざり合い、子ども時代を思い出す懐かしい味です。グラスの水滴を眺め、炭酸の小さな音も楽しむ時間。童心に帰ります。

他にもバニラのクリームソーダや自家製レモネード、コーヒーなどのドリンクのほか、「初夏の爽やかぶどうパフェ」「昔ながらの卵プリン」などのスイーツのメニューも。全てのメニューにアデリアレトロの器が使われています。スイーツは、かわいい器の卵プリンを食べてみました。卵の濃厚なおいしさもカラメルの味もしっかりと堪能できる大満足のプリンです。

カフェを訪れた20代の女性は「新鮮でかわいいです！」と写真を撮影。クリームソーダとグラスの柄のコントラストがお気に入りで、透明感のある映える写真が撮れたようです。アデリアレトロの大ファンという40代の女性は「県外の期間限定喫茶店はタイミングが合わなくて行けませんでした。愛知県でのオープンはうれしいです」と笑顔です。

昭和レトロをブームから文化に

店内ではカフェの他、35種類のアデリアレトロ商品を購入することもできます。アデリアレトロ開発担当の桐本夏希さんは「商品に限らず、レトロというもの全般を、ブームではなく、文化に転換していきたい」と話します。カフェのように体験できるスペースを作ることで、徐々に文化の方向へ転換していくことを目指しているとのこと。ゆくゆくは期間限定ではなく、常設の店舗を持ちたいと思いを語りました。

27日までの期間限定営業。事前予約なし。来店人数に制限あり（1組4人まで）。28、29日は同スペースでレトログラスを作るワークショップを開催。

皆さんも昭和レトロな空間に浸り、懐かしいメニューを楽しんでみては。

『チャント！』は、CBCテレビで毎週月～金曜日の夕方15:49 - 19:00に放送されている東海3県向けの夕方ワイドニュース・情報番組です。