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成人式で改めて考えたい。「持続可能」な振袖や袴。

成人式で改めて考えたい。「持続可能」な振袖や袴。

12日は成人の日。「二十歳」のお祝いとして長年親しまれてきた成人式ですが、成人年齢引き下げにより、今では「十八歳」で行われる自治体も。おなじみの振袖や袴で和装する人を見かけますが、実はこうした伝統文化はSDGsと深い関係があるようです。1月7日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、つボイノリオと小高直子が成人式にまつわる持続可能な取り組みについて解説します。

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レンタル着物は「持続可能」

12日は成人の日。成人式は「二十歳」で行うのが長らく定番でした。
2022年4月以降、成人は「十八歳」と法律で定められているため、成人式を「二十歳」で行うか、「十八歳」で行うかは現在、自治体によって異なるようです。

そんな成人式の象徴といえば、スーツ姿もさながら、やはり思い浮かぶのは振袖や袴。

小高「昔で言う『成人式の集い』を開催している市町村はたくさんありますよね。そんなときに、振袖や袴で和装する人はやっぱりまだ多いです」

つボイ「和装はね、お母さんやおばあさんの時のものを仕立て直すことが出来て。『持続可能』な衣装と言えますよね」
 

一枚の着物に詰まったたくさんの技術

また、着物は染色・刺繍・和裁といった日本の伝統文化や職人技の宝庫のようなものだと小高。

小高「結う人や着付けをする人。自分で着る人もいるかも知れないけど」

多くの人にとって、普段着慣れない和装。
季節やTPOにより着物の帯や結び方、ヘアスタイルを選ぶ知識を絶やさず伝えていくことも含めて「着物文化」とみなせます。

つボイ「例えば、私たちの身近には『有松絞り』というのがありますよね。この模様ひとつとっても、ひとりひとりの手で伝わってきたものでもありますし」

有松絞りは、名古屋市緑区の有松・鳴海エリアに伝わる絞り染めの織物。現在も若い括り職人たちによって技術が継承されています。
またこうした伝統産業では京都や加賀の友禅も知られています。
一枚の着物や、髪飾りや草履にもたくさんの技術が詰まっています。

求められる伝統と革新のバランス

ただ「伝統産業」と聞くと、細かいルールやしがらみが多く、何だか敷居が高い世界のイメージがありますが、そうではないと小高は否定します。

小高「伝統として繋がってきているものではありますが、『こうじゃなきゃダメ』という決めつけはあんまりなくて。今の流行や、若い人の好みも取り入れた、そんなデザインのものも多いですよね。いろんな時代を受け入れながら和装文化は伝わっていく。それはそれでまた、いいですよね」

つボイ「本当ですよね。着物文化のその先をふっと見ると、お茶とか踊りとか、和楽器などに繋がっていく文化がありますもんね」

小高「これらの産業に携わる人々が『豊かに暮らせて次世代に続けたい』っていうのも、持続可能な考え方。大切なことですよね」

つボイ「もちろん『私は着物を着ない』『二十歳の集いには行かない』というのも、それぞれの選択であります。何でも選べるなかで、自分は何を選ぶかをじっくり考えるのもいいと思います」

小高「普段着る人もいるしね」

昔ながらの伝統を受け継ぎながら、新しいデザインや様式を取り入れていくこと。
成人式に限らず、どの分野でも大切な考え方かもしれません。
(nachtm)
 

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