日本人メジャーリーガーと交流へ!中日・根尾昂「素晴らしい機会」侍ジャパンサポートメンバー選出で成長誓う
中日ドラゴンズの沖縄春季キャンプは3日目。この日、投手陣がブルペンで熱のこもった投球を続ける中、2軍の読谷で汗を流す根尾昂投手が侍ジャパンのサポートメンバーに選出されたことが明らかになり、大きな注目を集めた。
根尾「少しでも吸収して帰ってくる」飛躍への糧に
取材に応じた根尾投手は、侍ジャパンのサポートメンバー選出について「素晴らしい機会をいただいた。しっかりやりたい」と力強く語った。メジャーリーガーも参加するトップチームのメンバーと交流できるまたとない機会に、「どんなことに取り組まれているのかはすごく気になる」としながらも、「一番は自分が少しでも成長できるように、しっかり経験して帰っていきたい」と自身の成長を第一に掲げた。

臨時コーチとして参加するダルビッシュ有投手(サンディエゴ・パドレス)から聞きたいことを問われると、「秘密です」とはにかむ場面も。それでも「今シーズン活躍するための何かヒントというか、少しでも吸収して帰っていきます」と、貪欲な姿勢を見せた。
キャンプ3日目を終え、ランニングメニューがタイトだと明かし、「もう乳酸で足がパンパンです」と苦笑い。しかし、その表情には充実感が漂う。「追い込めていると思います」と手応えは十分だ。この日はブルペンで変化球を交えながらの投球。「もっとストレートを強く叩けるように」と、自らの課題と向き合っている。
実戦に向けては「初っ端が肝心だと思う。何事も1球目だったり1試合目だったり1人目のバッターだったり、集中してしっかり結果を出したい」と気を引き締めた。

若手は実戦見据えアピール合戦
一軍の北谷ではバッティングピッチャーとして登板した仲地礼亜投手は38球を投げ、安打性の当たりを5本浴びたものの「バッターにしっかり投げられたことと、ゾーンに投げられたのはよかった」と手応えを口にした。また、根尾投手と同じく侍ジャパンのサポートメンバーに選出されたことについては「選ばれた理由を考えて、良い選手がたくさん集まる中で一つでも何かを吸収していければ。時間の許す限り、いろんな選手に話を聞ければいいなと思う」と意気込みを語った。

草加投手は36球を投げて安打性0と好投を見せたが、「ストレートの質とコントロール、変化球のキレ。今まで以上にやらないと一軍に呼んでもらえない」と課題を口にした。

謎メニュー「アゲ↑↑タイム」
この日の練習メニューには「アゲ↑↑タイム」という文字が。サブグラウンドに現れたのは仲地投手と草加投手の2人。井上監督自らバットを握るとひたすらノックを浴びせる。ミスをしたらその場でジャンプをするペナルティ付きだ。最後は40本連続ノーミスで捕球したら終わりという過酷なルール。所要時間はおよそ1時間、練習を終えた2人はグラウンドにしゃがみ込んだ。
ベテラン松葉&柳も熱投
投手陣では、経験豊富な左腕も存在感を示した。松葉貴大投手は初日から連日のブルペン入り。この日も75球を投げ込み、「自分のフォームを完成させるために投げ込んでいる」と意図を説明した。現在の完成度は「30〜40%」としながらも、「無意識に理想とする体の使い方ができるように、しんどくても毎日ブルペンに入って、体に染み込ませていくのが必要」と、地道な作業を続ける。
また、開幕投手については「やめるまでには一度はしたい。何を言われても、心と体の準備はしている」と静かに闘志を燃やした。
柳裕也投手もブルペンで93球を投げ込んだ。「オーバーペースというわけではなく、いつもこんな感じ」と順調な調整ぶりをアピール。「ケガなく行ければそれでいい」と冷静に先を見据えつつ、「しっかり自分の状態を上げてアピールする」と競争への意識をのぞかせた。
第1クールを終え、第2クールからはシートバッティングなど、より実戦的な練習が始まる。根尾投手が「試合で投げさせたいと思わせられるぐらいのピッチング」と語るように、投手陣のアピール合戦はさらに激しくなっていきそうだ。








