“パンマニア”が認める絶品あんぱんとは?
全国のパン屋さんを巡り、今までに食べたパンは1万個以上という「旅するパンマニア」片山さん。そんな片山さんに、2人のパン通が東海エリアの絶品パンをプレゼンします。
その2人とは、アイドルグループ マジック・プリンスのメンバーで、パンの専門知識が問われるパンシェルジュ検定2級を持つパン王子・大城光(おおしろ・ひかる)さん。
そして、東海地方中心に年間600個以上のパンを食べ歩き、パン紹介のインスタグラムが大人気の「パンスタグラマー」じまさん。
シリーズ第三弾は「あんぱん」で、それぞれが紹介する絶品食パンはどれもこだわりの逸品でした。
パン通が食べたことないと唸る、カリふわの揚げドーナツ
パンスタグラマーじまさんのイチオシは、「中屋パン」のシナモンシュガーがかかった“あんドーナツ”です。
同店は名古屋市にある、2022年で創業86年を迎えるという老舗。
店内は昭和レトロでどこか懐かしい雰囲気で、菓子パンからサンドイッチまで幅広いラインナップが揃っています。
どこにも真似できない!と言われている、地元の人も大好きなあんドーナツ。1日800個売り上げる看板商品です。 生地には自家製の酒種酵母を使用して香りを良くし、中はあっさりと甘さ控えめのこしあんを使用しています。表面には企業秘密というシナモンシュガー。さらにこだわりの揚げ時間は2分35秒。カリッとしながらもフワッとした感じの絶妙な食感に仕上がります。
じまさん「おすすめの食べ方は、家に持って帰って砂糖が溶けるまでトースターでガリガリに焼いてブリュレっぽくして食べるのがお気に入り。
電子レンジでふかふかにしてから余熱したトースターに入れて、表面が焦げるか焦げないかくらいを見極めて食べます。口の中にあんの味が広がるのもポイントです」
実際に食べた片山さんも、「あんの喉ごしが良くてスッと溶けていく!」と大絶賛です。
ひとつ食べただけでもう“名古屋モーニング”?
マジック・プリンス大城さんイチオシは、「大須ベーカリー」のコーヒーのはいった“珈琲あんぱん”。
同店は、2020年4月にリニューアルした名古屋の大人気ベーカリー。店内には定番のクリームパンやカレーパンなど80~90種類のパンが並んでいます。
珈琲とあんぱんが大好きな森賢オーナーが3か月かけて開発した自慢の珈琲あんぱん。
あんこメーカーが販売する“珈琲入りのあん”を全国から約15種類集めて厳選。選んだ茨城県のあんは、しっかり珈琲の香りや味がして酸味・甘味のバランスまで追求されています。そこに、森オーナーが徹底的に研究してたどり着いたホイップクリーム量13gを加え、理想の黄金バランス(コーヒー、ホイップクリーム、餡、パン)が出来上がります。
大城さん「おすすめの食べ方は、冷やして食べること。冷蔵庫に少し入れて冷えた珈琲あんぱんを食べると究極のアイスコーヒーになります」
森オーナーも、1時間くらい前に冷蔵庫へ入れ少し冷やして食べるのがベストと大城さんがおすすめした食べ方にお墨付きを出しました。
片山さんも、ホイップクリームと珈琲あんが一体化してとろける美味しさにびっくり、名古屋が誇るあんこ文化を堪能していました。
アイスでもホットでも、パン1個で名古屋モーニングを体験してみませんか?
CBCテレビ「チャント!」3月23日の放送より。