いよいよ4月、新年度です。その中で、注目するのは、「診療報酬の改定」
「診療報酬」なぜ改定?
・医療のニーズは、時代と共にどんどん変化します。
・これに合わせて2年に1回づつ、新たに必要となる医療分野には報酬を手厚くし、逆に、縮小したい分野の報酬は減らす・・・というような「改定」を行うことで、
・医療のカタチを新しい方向へ誘導しようとする「診療報酬改定」は、
「医療政策そのもの」でもあるのです。
今回の「報酬改定」から読み解かれる「新しい医療のカタチ」とは?
それは・・・
「超高齢社会への対応」 と 「地域で見守る医療の強化」です。
具体的に、どういうことなのか・・・改定のポイントは?
・今回の改定で、報酬が手厚くなるのは・・・
(1)24時間体制で取り組む「かかりつけ医」の活動
(2)高齢者の「看取りの医療」に取り組む 医師や介護施設の活動
(3)さまざまな体の不調をいくつも抱えながら暮らしているために、
薬の量がとても多くなって副作用などの問題が起きやすい
「お年寄りの薬の量を減らす」ために取り組む薬剤師の活動・・・など、
いずれも、超高齢社会の重要な医療分野です。
新しい医療のカタチを創造するために、実は・・・
・診療報酬改定という経済的な誘導政策だけでは限界もあります。
・今後は・・・
(1)新しい医療分野を担う新しい医療スタッフの育成・教育
(2)必要とされる制度や仕組みを根本的に改革する議論
なども深めていくことも求められています!