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名古屋の隠れた名物「皿台湾」とは?駄菓子屋の令和版“たません”も!地元で人気の“愛されフード”を調査

名古屋の隠れた名物「皿台湾」とは?駄菓子屋の令和版“たません”も!地元で人気の“愛されフード”を調査
CBCテレビ『チャント!』食べなきゃ損する!愛されフード

その町以外ではあまり知られていないけど…地元の人はみんな知っている“愛されフード”。今回は、“裏名古屋メシ”「人生餃子」の「皿台湾」や、多世代交流を大事にしているという駄菓子屋「ぽとろ」の「うまたま」の魅力に迫ります。

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お客さんの9割が注文!“裏名古屋メシ”「皿台湾」とは?

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訪れたのは、中川区にある「人生餃子」。あいにくの雨の日にもかかわらず、お店の前には長蛇の列。開店と同時に満席になるほどの人気店です。

お客さんの9割以上が注文する「皿台湾」とは一体どんな料理なのでしょうか?

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「皿台湾」の大皿を覆いつくすのは、ニンニク、唐辛子で炒めたもやしとニラ。その下に中華麺が隠れており、麺は固めにゆでて、しょう油、お酢、唐辛子などを合わせた特製ダレにしっかり絡めます。

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そして上にのせる具材は、中華鍋に一人前250gのたっぷりもやしとニラをさっと油通しし、水分とうま味を閉じ込めて一度鍋からあげます。そして今度は中華鍋にしょう油、ニンニク、唐辛子などを入れてひき肉を炒めたら、先ほどのニラ、もやしを加えてサッと炒めて麺の上に盛り付けます。皿の上に盛る台湾ラーメンということで“皿台湾”と名付けられました。

(お客さん)
「1月1回ぐらいのペースで来ます。いつも皿台湾のチャーシューをとりあえず唐辛子とニンニクたっぷりで」

もう一つの名物!ドデカサイズのチャーシューが食欲をそそる

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カウンターにドドーンと並ぶ、もう一つの名物がチャーシュー。朝いちばんで仕込む国産の豚肩ロース、約30キロを、鶏ガラ、豚骨スープで2時間煮込んだものを特製しょう油ベースのタレにつけて30分程。味が染み込んだ特大チャーシューは、大皿の半分を覆い隠すほどの大きさです!

(加藤アナ)
「すごく柔らかくて味が染みています」

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実は「皿台湾」の誕生のきっかけは、守山区の台湾ラーメンの名店で働いていた水谷さんのまかない料理でした。「今日は台湾ラーメンを食べようと思ったときに汁がなくなって」と語る水谷さん。汁がなくても作れる台湾ラーメンを作ってみようと思い、まかないとして食べていたのだそう。

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月日が流れ、2006年に独立。修業先で学んだ台湾ラーメンは評判を呼び、スープが早々に売り切れる日々が続きました。「お客さんがたくさん来てくれるのに、スープが売り切れて…」そこから誕生した「皿台湾」。そのうまさにはまる人が続出し、評判はどんどん口コミで広がり、今や行列、売り切れ必至の人気ぶりです。お土産用の生麺や調味料も販売され、名古屋メシに新たな旋風を巻き起こしています。

(店主・水谷さん)
「台湾ラーメンというのは、完全な名古屋メシですね。元気になってお客様には帰っていただきたいという願いから、この店をやっております」

令和版“たません”!?介護施設内の駄菓子屋「ぽとろ」の「うまたま」

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続いては、守山区にある介護施設。なんと、この中に駄菓子屋さん「ぽとろ」があるんです。店内には介護施設の利用者さんと子供たちの元気な声が響いています。ここで人気の「うまたま」とは?

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守山区の“食べなきゃ損する愛されフード”「ぽとろのうまたま」は、たまごに包まれているのはなんと「うまい棒」!ホットプレートでたまごを焼いたら、ソースとマヨネーズをたっぷりつけます。そして好きな味のうまい棒を選び、取り出したらたまごの上に乗せて、くるくるっと巻いて「うまたま」の完成です。

「お子さんから結構人気あります?」と尋ねると、「今、すごく『うまたま』ブームになっています」とのこと。名古屋の愛されフード、令和版“たません”のようなものですね。しかしなぜ、介護施設の中に駄菓子屋さんが?

(店主)
多世代交流をすごく大事にしている。子どもと高齢者の方が関われる場所が作りたいと前から思っていた」

店主命名“裏名古屋メシ”の「皿台湾」、そして令和版“たません”とも言える「うまたま」。どちらも一度は食べたい名古屋の“愛されフード”です。

CBCテレビ「チャント!」2025年6月30日放送より

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