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森の中に眠る神社 険しい参道を進むと倒壊した建物を発見…残された数々の謎

森の中に眠る神社 険しい参道を進むと倒壊した建物を発見…残された数々の謎

ミキの昴生と亜生の2人がMCを務める『道との遭遇』。全国の道に特化したVTRをミキが様々な視点で楽しんでいきます。今回は、全国100万キロ以上の道を巡ってきた道マニア歴24年の鹿取茂雄さんと、森の中に眠る神社の参道を巡ります。

「2t車以上通行困難」の標識も 県道なのに険しい道「険道」を行く

CBCテレビ/道との遭遇

鹿取さんと一緒に旅をするのは、俳優・伊吹吾郎さんのマネージャーを務めている松本久美子さん。前回放送の伊吹さん出演回でも、裏でしっかりお供していました。

三重県の名張市朝日町。ここに、県が管理する道路でありながら険しい道があるとのこと。ちなみに道マニアの間ではこれを文字って“険道”と呼んでいるそうです。早速2人は車で険道を目指します。

(道マニア・鹿取茂雄さん)
「ここから一気に狭くなってきましたね」

CBCテレビ/道との遭遇

「2t車以上通行困難」の標識が。道はかなり狭くなり荒れてきましたが、れっきとした県道です。

(道マニア・鹿取茂雄さん)
「ここまで状態が悪い険道も珍しい」

このような、県道なのに険しい道というのが鹿取さんにとってはたまらないそうです。

同じ場所に祀られる数多の神々 一体なぜ?

CBCテレビ/道との遭遇

険道を存分に堪能した後、車で走ること15分。この先の森の中に今回の目的地「大谷稲荷神社」があります。しかも鹿取さんによると、その神社には多くの謎があるそうです。

実は先月もこの神社を訪れていた鹿取さん。しかしあまりの広さにすべてを回りきれず、どうしてもまた来たかったとのこと。

管理者に許可を得て、参道という名の山道をしばらく進んでいくと、倒壊した社務所らしき建物が。また、周辺には石碑も点在していて、そこにはお供え物も。今でも参拝者がいることがわかります。

さらに奥へ進むと、石段横に置かれた常夜灯も。これは一体どんな役割を担っていたのでしょうか?

CBCテレビ/道との遭遇

そして、いよいよ鹿取さんもまだ足を踏み入れてないという未知の領域へ。そこには、いろんな神様が記されている石碑が。なぜ同じ場所に複数の神様が祀られているのでしょうか?

残されていた数々の謎について、地元の方に聞き込みをしてみることにしました。

「大谷稲荷神社」の謎に迫る 倒壊していた建物は宮守の住居?

CBCテレビ/道との遭遇

聞き込みのために向かったのは、神社の近くにある名張市立図書館。

館長の山口浩司さんによると、大谷稲荷神社は昭和初期に大阪の方によって建てられたそう。複数の神様が祀られていたのは、いろいろな神社のご利益を一つの場所にまとめたのではないかとのことでした。

さらに、倒壊していた社務所らしき建物は、40年ほど前までは宮守の方の住居として使われていたそうです。そして常夜灯は、「ここから先は神聖な場所」という一つの目印になっていたのではないかとのことでした。

鹿取さんが厳選する道巡りの旅「鹿取茂雄の夏休みスペシャル」は、4週連続企画!様々な道を巡る旅の模様を、来週もお送りします!

(8月23日(火)午後11時56分放送 CBCテレビ「道との遭遇」より)

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