U-19日本代表キャプテンも在籍!“ハンドボール王国・愛知”のナンバーワン強豪校、名古屋『愛知高校』ハンドボール部で、マヂラブ迫力目の当たり!
『マヂカルラブリー』の野田クリスタルと村上の二人が東海地方の学校におじゃまし、今どきの“リアルな学校生活”を紹介する『マヂ学校に向かいます』。
今回は、名古屋市千種区にある『愛知高校』の『ハンドボール部』です。 2024年にハンドボールのプロリーグがスタートしますが、実は愛知県は“ハンドボール王国”でもあり、この高校にはこれからの活躍が期待される未来のプロ選手がいます。『ハンドボール部』の訪問は初めてのマヂラブが向かいました。
明治9年開校の『愛知高校』は、仏教の授業があるのが特徴で、勉強とスポーツの両立を目指す文武両道の学校です。『ハンドボール部』が練習する体育館におじゃまして、まずキャプテンに愛知のハンドボール事情を聞くと、県内には高校男子のチームが「130校」もあるとか。2位の東京都は「86校」で、その差は歴然です。そんな激戦区で活動する『愛知高校』の成績は、昨年開催の全国高校選抜大会で3位、インターハイはベスト8入り。今年になって行われた愛知県新人大会では優勝と、県内のライバル校との勝負も糧にして、全国でもトップクラスの実力を誇ります。
ハンドボールはキーパー含む、計7人で対決。ゴール前の半円の6メートルラインより外からシュートをして、点を取り合うスポーツです。空中ならば、そのラインに入ってもよいため、跳んでシュートするというのが見せ場の一つ。スピード感があり、おもしろいという試合を見せてもらうと、攻守の切り替えが多い展開に「目まぐるしいね~」とマヂラブの二人も迫力を間近に感じました。
『愛知高校』が強い理由を部員に聞くと、「ディフェンスにフォーカスを当てたチーム」とのこと。その守りのカギとなるのは、“絶対的守護神”のキーパーの大澤くん。昨年のインターハイで優秀選手に選出されるほど、セーブ率が高い選手です。
他の部員と10本のシュート対決をすると、この日は9本のセーブ。相手がシュートする時の肩や腕の位置を見て、方向などを予測しながら守っているのだとか。
そして、もう一つの強さの秘密は、“世代ナンバー1プレイヤーの存在”です。その選手とは、U-19の日本代表のキャプテンである小坂井くん。187センチの長身で、体力テストでおなじみのハンドボール投げは高3男子の平均の2倍を大きく上回る推定55メートルだとか。野田がキーパーになって、シュートの威力を体感すると、目の前に小坂井くんが迫ってきたような凄さを感じたそう。
現在の部員は全員、中学生の時にはハンドボールを始めていて、強豪校として知られている『愛知高校』。チームを引っ張ってきたエースの小坂井くんは、大学に進学してからも練習を重ね、「A代表で、日本を背負う選手になりたい」と真の日本代表を目指す決意を語ってくれました。