CBC佐藤楠大アナ、恥ずかしい嘘に決別!下半期の「ハードル下げまくり」目標

次世代の人気アナを目指す若手アナウンサーたちがしのぎを削る、のびのびトーク番組『アナののびしろ』(CBCラジオ)。7月13日放送の担当は、佐藤楠大アナウンサーでした。下半期のスタートにあたり、佐藤が「ハードルを下げに下げた」として掲げた目標は意外なもの。その背景には、皮膚科での小さな嘘への罪悪感と、「しょうもない嘘」から「かっこいい嘘」へという佐藤なりの理想がありました。
関連リンク
この記事をradiko(ラジコ)で聴く節目に立てる目標の落とし穴
7月から下半期がスタート。1年も折り返しを迎えたことに「あっという間だな」と感じている佐藤は、節目の時期にやりがちな「目標」を決めることについて語り始めました。
「決めがちだけど、結局そもそもそういう節目にしか決められない目標、やろうと思えない目標って大抵達成できるかと言われたら、可能性は限りなくゼロに近い気がする」
節目のタイミングでしか立てられない目標は、結局達成が困難だというのが佐藤の持論。実際、上半期にどんな目標を立てたかも全く覚えていないという状態です。
「多分、二度寝しないとか、お風呂は毎日入るとか、そういう目標だったと思うんですが。毎回、無謀な目標ばかりを立ててちゃ意味がないな」
そう言いつつ、これらを「無謀な目標」と言ってしまう自分に苦笑いする佐藤。
目標を達成できずに自分に嫌気が差してネガティブになる。そんな経験を繰り返してきた佐藤は、今回は発想を転換することにしました。
本邦初公開!下半期の目標
そこで佐藤が考えたのは「達成が簡単な目標にしよう。ハードルを下げに下げに下げた目標にしたらいいのではないか」ということ。
「まだどこにも言ってません。本邦初公開、世界初」と演出たっぷりに前置きして発表した佐藤の下半期の目標は、「もらった薬を最後まで飲む、塗る」です。
リスナーからは「そんなの当たり前でしょ」という反応が返ってきそうだと佐藤は察しています。しかし、この目標を考えた理由があると続けました。
6月末、佐藤は3ヶ月ぶりに皮膚科を受診しました。最近体調に変化を感じていたからです。
指先のささくれ、爪の不調、目の周りのかゆみや腫れなど、気になる症状がいくつも。定期的にもらっている肌荒れの薬も必要だったため、まとめて診察を受けることにしました。
医師への申し訳ない嘘
診察でよくあるのが「ちなみにこのお薬この前も処方してるんですけど、もう使いきりましたよね」という質問。佐藤もこの日聞かれ、「ああ、そうですそうです。使い切りました。もうさすがに3か月前なんでね。ないですね」と答えました。
「ごめんなさい…これめっちゃ嘘。本当に申し訳ない。全然残ってる」
皮膚科に行くペースが空いたため、医師が「ちょっと多めに出しますね」とまとめて薬を出してくれるものの、14日目ぐらいで飲まなくなるため、余ってしまうのです。
1年分をまとめると、手元に残っている薬だけで1ヶ月分ほどの量になっていました。
「優しい嘘」をつきたい
毎回親身になって診察し、薬を処方してくれる医師。最後に「使い切りましたか」と聞かれて「はい、ないです」と答える自分。こんなしょうもない嘘をついている自分がものすごく恥ずかしくなったと佐藤は振り返ります。
「つくなら、誰かを救うような、そんな優しい嘘をつきたいな。世界が温かくなるような、そんな優しい嘘をつきたい」
「薬が家にありません」という嘘は金輪際やめようと思い、この下半期の目標に「もらった薬を最後まで飲む」ことを掲げたのです。
理想は「かっこいい嘘」
小さい嘘をつけばつくほど罪悪感が溜まっていくと語る佐藤。そんな佐藤は「かっこいい嘘をつきたい」とも考えています。
例えば、待ち合わせの時間に相手が遅れてきて「ごめん、待ちましたか」と聞かれた時に「全然待ってないよ、今来たところだよ」と言えるような嘘。そんな嘘をつけるようになりたいと理想を語りました。
この下半期は「爽やか、そして余裕のある3年目」を目指したいと言いつつも、「多分、こっちの目標は無理だな」と自虐的に語る佐藤でした。
(minto)
番組紹介

読んで聴く、新しい習慣。番組内容を編集した記事からラジオ番組を聴いていただける”RadiChubu”。名古屋を拠点とするCBCラジオの番組と連動した、中部地方ならではの記事を配信する情報サイトです。