人生で一度は見たい花火!?三重県「きほく燈籠祭」の絶景花火の撮影に挑戦!
CBCテレビの公式LINEでは、東海地方の絶景を撮影した「絶景お天気カレンダー」がゲットできる企画を行っています。2023年8月は、三重県の「きほく燈籠祭(とうろうまつり)」で、絶景花火の撮影に挑戦しました!
海に浮かぶ燈籠と打ち上げ花火の競演!
気象予報士の桜沢信司さんが訪れたのは、三重県紀北町。面積の9割が森林という自然豊かな町です。きほく燈籠祭は、毎年7月に開催される川開きのイベント。町に伝わる民話の主人公や縁起物をモチーフにした大燈籠や、地元の幼稚園、小中学校で製作する箱型燈籠が海に浮かびます。
1928年にスタートした伝統ある祭りですが、ここ数年はコロナの影響を受け、中止や規模を縮小しての開催となっていました。7月22日、4年ぶりとなる通常開催に、県内外から約5万人が詰めかけました。
全国から訪れた人々が楽しみにしているのは打ち上げ花火!約3000発の花火が打ち上げられ、中でもこの祭りでしか見ることのできないオリジナル花火「彩雲孔雀」は有名。「彩雲孔雀」と「彩色千輪」を一緒にあげる「彩雲孔雀千輪」を目当てに多くのカメラマンも訪れます。
燈籠祭実行委員会・花火室の濵口智之室長によると「花火会場だと、あまりにも大きすぎてカメラに収まらない」とのこと。少し離れた国道42号線から撮れば、海面にも映るので、いい写真になるとアドバイスしてくれました。
花火撮影の名手が撮り方をアドバイス!
撮影スポットは、花火大会の2時間前にも関わらず、たくさんのカメラマンでいっぱいです!
桜沢さんたちの隣でスタンバイする長谷川ルウさんは、4回目の撮影とのこと。SNSにアップした彩雲孔雀千輪の写真が実行委員会の目に留まり、公式ホームページに掲載依頼をされたという名手です!花火を作っている和田煙火店のファンで「1年に1回、このために来ています。人生で一度は絶対観たい絶景!」と絶賛です。
彩雲孔雀千輪を撮れるシャッターチャンスは一度きり。カメラの角度や設定を長谷川さんに細かく教わりながらセッティングし、花火大会の開始を待ちます。
気象予報士の桜沢さんは、風向きにも注目。風上から見られれば、花火に煙がかからないので、いい写真になると予想。今回は、まずまずの風向きで、期待が膨らみます!
シャッターチャンスは一度だけ!「彩雲孔雀千輪」を撮影
午後8時過ぎ、花火大会が幕を開けました!夏の始まりを告げるオープニングスターマインやサプライズで大切な人への想いを伝える「メッセージ花火」など、約3000発もの花火が夜空を染めていきます。
いったん花火が止み、しばらく辺りが静寂に包まれます。ついに彩雲孔雀千輪が打ち上がります!長谷川さんの「今!」の声に、必死にシャッターを切る桜沢さん。
色鮮やかに花火が広がり、その光は海面も美しく照らします!長谷川さんも「今年は孔雀が2つある!これまでにないような花火!」とカメラに集中。撮影を終えた2人は、笑顔でハイタッチしました。
1発勝負で撮影した「彩雲孔雀千輪」は、圧巻の美しさ!花火が夏の夜空と海を彩る他にはない絶景です!絶景画像は、CBCの公式LINEアカウントで配信しています。お友達追加すると、無料でダウンロードが可能です!
CBCテレビ「チャント!」7月28日放送より