中日・根尾昂投手が"バットをへし折る"投球! シート打撃で大島・高橋周平選手ら相手に被安打1…中継ぎ転向で飛躍なるか!?
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中日ドラゴンズの二軍キャンプ地の沖縄・読谷で、新たな背番号30のユニフォームをまとい中継ぎ投手として飛躍を目指す根尾投手がシート打撃に登板した。
グシャッ 高橋周平のバットへし折る
根尾投手は1イニングを投げ、大島洋平選手や高橋周平選手を含む打者4人に対し20球を投じ、被安打1、四死球は0という内容だった。大島選手にはピッチャーへの内野安打を許すも、高橋選手に対してはバットを折り内野フライに打ち取った。「思い切って色々な球種を使って投げられた」と語る根尾投手。バットを折った高橋選手との対戦を「投げ切れはしたけど、危ないボールもあった」と振り返り、「もっと2人のような(実績のある)バッターを抑えていかないといけない」と口にした。
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直球へのこだわりと課題
この日のシート打撃は真っ直ぐで押していくことをテーマに掲げていたという根尾投手。「できたところもあればできなかったところもある」と話したが、「変化球をうまく使いながら投げられたのは収穫」と、手応えを口にした。一方で「盗塁されたボールもあった。クイックなど細かいところを潰していきたい」と課題も見つかった。今シーズン、井上一樹監督から中継ぎでの起用が明言されている。投手転向4年目の24歳は、このキャンプでさらなる進化を遂げられるか。今後の成長に期待が高まる。
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