元メジャー開幕投手がドラゴンズに!新戦力・マラー投手が"最速155キロ"のピッチング!沖縄キャンプで魅せたその実力とは?
![元メジャー開幕投手がドラゴンズに!新戦力・マラー投手が](/magazine/assets/images/dragons-camp-25021301/1739433970cnz2g.jpg)
中日ドラゴンズの新戦力、カイル・マラー投手が沖縄キャンプで初のシート打撃に登板し、早くも存在感を示した。201センチの長身から繰り出される速球と多彩な変化球で、チームに新たな風を吹き込む可能性を感じさせる内容だった。
41球の投球で実力をアピール
2月13日、沖縄県北谷町のAgreスタジアム北谷で行われた中日ドラゴンズの春季キャンプ。この日、マラー投手が初めてシート打撃に登板し、打者11人に対し41球を投げ、安打性を3本に抑える好投を見せた。
最速155キロの直球を軸に、スイーパー、カットボール、チェンジアップと変化球を織り交ぜた投球は、打者たちを翻弄した。特にチェンジアップの感触が良かったという。
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変化球の制球に手応え
「変化球のコントロールやストレートが良かった」とマラー投手。
特にストライクゾーンに入れることを心がけというチェンジアップに関しては「感触が良かった」と手応えを口にした。また、大塚晶文巡回投手・育成コーチからグラブ側の腕の使い方についてアドバイスを受け、「投球のタイミングにもうまく作用して、結果的に良い投球ができた」と語った。
開幕へ向けて期待高まる
昨季まで米大リーグで活躍し、23年にはアスレチックスで開幕投手も務めたマラー投手。その経験と実力が、ドラゴンズの先発陣にどのような影響を与えるのか注目が集まる。
「まだ調整段階」としながらも、「次は157キロを出して、徐々に上げていけたら」と意欲を見せるマラー投手。開幕に向けて着実に調整を重ねる姿に、チームの期待も高まっている。
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