中日ドラゴンズの沖縄キャンプ4日目。右肘手術から1年、2023年ドラフト1位の草加勝投手がブルペン入りした。去年2月1日にトミー・ジョン手術を受けた草加投手。去年の春季キャンプではボールを投げることさえできなかったが、地道なリハビリの日々を乗り越え、ついに期待の右腕がファンの前でピッチングを披露した。

捕手を座らせて28球を投じる

オキハム読谷平和の森球場のブルペン。落合英二2軍監督が見守るなか草加投手は日渡騰輝選手を相手に28球を投じた。草加投手への期待を口にしていたという落合2軍監督、ブルペンで直接指導を行う場面も見られた。

右肘の状態を確かめながら徐々に調整を重ねていく中で、きょうの投球を終えた草加投手の表情は明るかった。ドラフト１位ルーキー、金丸夢斗投手に注目が集まるなか、その前年のドラフト１位・草加投手への期待は高まるばかりだ。