名古屋・栄エリアの観光名所「中部電力 MIRAI TOWER（旧・名古屋テレビ塔）」で楽しむ極上のひと時と料理

2024/07/25 17:00

名古屋めしマニアの裏話

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名古屋の久屋大通公園にある「中部電力 MIRAI TOWER（旧・名古屋テレビ塔）」。2011年のアナログ放送終了に伴い集約電波塔としての役目を終え、大規模な改修を経て2020年にグランドオープン。世界でも珍しいテレビ塔内のホテル「THE TOWER HOTEL NAGOYA（ザ・タワーホテル・ナゴヤ）」も誕生し、新しい観光名所に生まれ変わりました。今回は、この特別な場所でしか体験できない至高の料理店をご紹介します。

歴史ある名古屋のランドマーク「旧・名古屋テレビ塔」とは

旧・名古屋テレビ塔は昭和29年（1954）に日本で最初の集約電波塔として建設されました。高さは180メートル。設計を手掛けたのは「日本の耐震建築の父」と呼ばれた建築家・内藤多仲さん。当時は東洋一の高さを誇り「東洋のエッフェル塔」とも呼ばれました。

2005年に国の登録有形文化財に、2013年に日本夜景遺産事務局から「日本夜景遺産」に認定されました。開業以来初となる全体改修工事を経て2020年9月18日にグランドオープン。2021年5月に名称が「中部電力MIRAI TOWER」となり、2022年12月には全国のタワーとして初めて国の重要文化財に指定されました。

昼間は下から見上げるタワーの圧倒的存在感と周囲のおしゃれなお店や広場が楽しめ、夜は展望台から360度のパノラマ夜景。どんな時間帯でも楽しめる名古屋で人気の観光スポットです。

「古きよき」と「新鮮さ」。ここにしかない特別な時間と料理「lily（リリィ）」

中部電力MIRAI TOWER内のホテル「ザ・タワーホテル・ナゴヤ」2階にある「lily（リリィ）」は、ゴールドと淡いピンクを基調にした高級感溢れるインテリアが特徴でオープンキッチンから出来たての料理が提供されるレストラン。ランチでは、東海3県の海⼭川の恵みに、郷土の歴史と文化を取り入れたカジュアルなフレンチが味わえます。

名店で責任者を務めたシェフパティシエが手掛けるアフタヌーンティーは、芸術作品のようなスイーツやセイボリーが楽しめ大人気。眼下に広がる緑豊かなレイヤード久屋大通パークの眺望を楽しみながら、料理に舌鼓を打つ贅沢なひと時が体験できます。

地産地消の滋味が溶け合う郷土料理とおもてなしのお店「glycine（グリシーヌ）」

「glycine」とはフランス語で「藤の花」。藤の花言葉”歓迎”の通り、最高のおもてなしをコンセプトに、特別な日はもちろん、ごく普通の日もここで過ごす時間が「名前のない記念日」になりますように、という思いが込められています。地産地消と鮮度にこだわった郷土料理や、経験豊かなシェフが表現する月替りの季節感溢れるコース料理はまさに絶品。2人のソムリエが料理に合わせワインや日本酒、お茶とのマリアージュを提案します。

昼は陽光が降り注ぎ、夜は幻想的な夜景が素晴らしい店内。ロケーションと同時に映像作品を鑑賞しながら食事を楽しむことができます。誕生日、結婚記念日、プロポーズなどに最適な個室もあり「大切な人と過ごしてほしい」というお店の思いが伝わってきます。

知多半島産のお肉を使ったホットドッグやステーキが美味！「Farm&（ファーム&）」

カフェやビアガーデン、週末は音楽イベントやマルシェなども楽しむことができる「Farm&（ファーム&）」。テレビ塔の旧エレベーターシャフトをリノベーションした特別な個室はミラーボールがきらめきカラオケも完備。

ランチは知多半島産で生産農家指定の希少なデュロック種の豚肉と天然酵母の全粒粉入り特製パンのオリジナルホットドッグ。ディナータイムは、心揺さぶる音楽がDJブースから流れる店内で、クラフトビールと一緒に「知多牛のプロヴァンスステーキ」やスパイスのきいた「知多フレッシュポークケバブ風炭火焼き」など、お酒が進む一皿を堪能できます。

デザートも魅力的。10種類のフレーバーの「カヌレの宝石箱」は外側サクサク内側しっとりで、カヌレ特有の香ばしさと甘みをしっかり感じられる本格的な味わい。テイクアウトできるのでお土産にしても喜ばれそうですね。