コアラの笑顔やサルの舌ペロも!?東山動植物園の人気動物が見せる“激レアな瞬間”を大公開

2024年5月1日(水)放送
コアラの笑顔やサルの舌ペロも!?東山動植物園の人気動物が見せる“激レアな瞬間”を大公開

爆笑問題・太田光と石井亮次アナウンサーが、東海地方の定番を深掘りするバラエティ『太田×石井のデララバ』。今回は「東山動植物園」を131時間取材!人気動物たちの超貴重な瞬間を大公開します!

気になる1位は絶滅危惧種のあの動物!?東山動植物園の最新人気動物ランキング!

CBCテレビ:画像『デララバ』

名古屋市千種区の東山動植物園は、1937年に開園。動物の飼育種類数は約450種で日本一です。今回は409人に調査した「最新人気動物ランキング」を発表!見られたらラッキーな激レアな瞬間も紹介します。

第10位はジャガー。黒いジャガーが見られるのは、東海3県では東山動植物園のみ!2023年の10月にオープンした新ジャガー舎は、生息地メキシコをイメージして作られています。一見、黒ヒョウのようですが、よく見ると独特の模様が分かります。

激レアな瞬間は「泳ぐ姿」。飼育員の外部一也さんによると、野生のジャガーは水中で狩りをするため、その姿を見せるためにプールを設置したそうです。水深2mは国内のジャガー舎では最も深く、冷たいと入らないため温水にするなどの工夫をしているのだとか。

第9位はアミメキリン。激レアな瞬間は「鳴き声」。キリンは牛の仲間なので、鳴き声は「モ~」です!キリン担当の飼育員の渡邉友治さんでも、聞くのは月に1度程度とのこと。

CBCテレビ:画像『デララバ』

第8位はスマトラトラ。年に約40回来園しているというデララバさんが見せてくれた激レア写真は、舌をペロンと出したかわいい1枚。トラを見るために1日おきに来園しているというデララバさんが見せてくれた1枚は、カメラ目線バッチリのショットでした!

第7位はライオン。激レアな瞬間は、東山動植物園に20年以上通い、本も出版したデララバ吉田はぐさんが「重低音で腹にグッと響く」と絶賛する「うなり声」!ガラス越しに聞いてもすごい迫力です!ライオンが食事をする午後4時頃に行けば、聞けるかもしれないとのこと。

50年以上、毎週末に通っているというデララバさんが約10万枚の写真の中から見せてくれた激レア写真は、夫婦ライオンの動きがシンクロした1枚です。

CBCテレビ:画像『デララバ』

第6位はホッキョクグマ。水中にダイビングする姿は大迫力!午前中の方が活発な姿が見やすいとのこと。神奈川県から会いに来たデララバさんは、秋田県で生まれた時から、ホッキョクグマの「フブキ」が育っていく様子を追いかけているとのこと!

第5位はシセンレッサーパンダ。フワフワ尻尾のかわいい姿で、元気に動き回ります。激レアな瞬間は、金網のトンネルを通る時などに見られる「足の裏」。肉球がかわいいと評判です!飼育員の小林瑛理子さんによると「リンゴをおねだりして食べる姿」がかわいいので、見られたらラッキーとのこと。

第4位はフクロテナガザル。おじさんのような鳴き声が大人気。観客が多いほど、たくさん鳴いてくれるのだとか。激レアな瞬間は「舌ペロ」!飼育員の野村幸央さんによると、舌を出す理由は分からないそうです。

第3位はアジアゾウ。エサをとる時に長い鼻を伸ばす様子が人気です。激レアな瞬間は、飼育員の手伝いをして「鼻でホースを片付ける姿」です!

CBCテレビ:画像『デララバ』

第2位はニシゴリラ。全5頭の中でも「シャバーニ」は、圧倒的な人気を誇る動物園のスター!お客さんからは「顔もイケメンだが、成熟して白くなった背中(シルバーバック)もかっこいい」との声が。デララバの筧恒平さんは元々会社員でしたが、妻の撮ったシャバーニの写真に魅せられて動物画家に転身!目に繊細さ、優しさを感じたのだとか。

第1位はコアラ。丸いフォルムや寝顔のかわいさで人気No.1。週5でコアラを撮るというデララバさんが約9万枚から選んだ激レア写真は、普段笑わないコアラが「笑っているように見えた」1枚です。激レアな瞬間は「鳴いている姿」!コアラは自分の縄張りを主張する時に「グ~」という声で鳴くそうです。

ニシゴリラの食事は野菜ばかり!?コアラの飼育の裏側にも密着!

CBCテレビ:画像『デララバ』

東山動植物園に来るお客さんたちの一番テンションが上がる瞬間が、動物たちの「食事シーン」。今回は、飼育の裏側に密着!東山動植物園の動物たちが、どんなものを食べているのか取材しました。

ゴリラはバナナなどの果物を食べるイメージですが、東山動植物園のニシゴリラの食事は、レタス、キャベツ、白菜、小松菜など野菜ばかり。飼育員の山本光陽さんによると、近年、類人猿には果物をあまり与えないのが主流になっているとのこと。甘いものを与えすぎると、人間と同じく肥満や心臓疾患などの生活習慣病になるため、野菜中心にしているのだとか。東山動植物園のニシゴリラが一番好きな食べ物はヨーグルト!健康面を考え、週に2回ほど無脂肪、無糖のものを与えているそうです。

コアラの主食はユーカリという広葉樹ですが、飼育員の大津尚史さんによると、同じ種類ばかり与えると、食べなくなってしまうのだとか。東山動植物園には全10頭のコアラがいますが、それぞれが食べてくれるユーカリの種類はバラバラ!20~30種類のユーカリを用意する必要があるそうです。

東山動植物園から車で約10分の「平和公園」では、広大な敷地の中で自然栽培とハウス栽培を同時進行し、約9000本のユーカリを育てています。現在、ユーカリを栽培する専門スタッフは3人。栽培歴約20年の臼井潔さんによると、コアラは先端の新芽の部分を好んで食べるのだとか。コアラがあまり水を飲まず、ユーカリから水分をとることもあり、みずみずしい新芽を選んでいるそうです。

仕入れが難しいため、自分たちで育てているというユーカリ。エサに万が一のことがあるとコアラが死んでしまう可能性もあるため、ユーカリを絶やさないために万全の体制を整えています。台風や寒波などの自然災害に備え、名古屋、沖縄、鹿児島、静岡の4か所で栽培。エサは必ず、前日にコアラ舎に搬入しているそうです。

食事の管理も徹底しています。コアラ舎には16台のカメラを設置。24時間撮影された映像を、毎日飼育員が全て確認し、個体ごとの食事時間を計測します。日中エサを与えた後は、その場でコアラの様子を観察し、食べる品種、食べない品種を目で確認。それを臼井さんに伝え、エサにする品種を相談して決めているそうです。

1984年に日本で初めて東山動植物園にコアラがやってきてから40年。現在は野生のコアラの数が激減し、絶滅危惧種に指定されています。臼井さんは「オーストラリアのコアラも減ってきている。日本にいるコアラを繁殖させて、長い間見てもらえるようにと思っています」と思いを語りました。

CBCテレビ『デララバ』5月1日(水)放送

オススメ関連コンテンツ

あなたにオススメ

RECOMMENDATION

エンタメ

ENTERTAINMENT

スポーツ

SPORTS

グルメ

GOURMET

生活

LIFE