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モーニング文化発祥の地・愛知県一宮市の「限界モーニング」!激安&食べ放題も!?モーニングサービスが生まれた理由とは?

モーニング文化発祥の地・愛知県一宮市の「限界モーニング」!激安&食べ放題も!?モーニングサービスが生まれた理由とは?
CBCテレビ:画像「デララバ」

爆笑問題・太田光と石井亮次アナウンサーが、東海地方の定番を深掘りするバラエティ『太田×石井のデララバ』!今回は、今や名古屋の定番文化となった「モーニングサービス」を特集。モーニング発祥の地と言われる愛知県一宮市には、モーニングを出すお店はなんと500店舗!今回は、その中から驚きの「限界モーニング」の数々を紹介します!

モーニング文化発祥の地で人気の喫茶店ランキング!


CBCテレビ:画像『デララバ』

番組は、一宮市内で122人に独自アンケート調査!市内500店舗の喫茶店のモーニングをランキング!人気トップ5は、1位CROCE&Co.、2位café merneige、3位茶房迎賓館、4位COCORO CAFE、5位ラ・カンパーニュ。

1位に輝いたクローチェの名物「サイコロトーストモーニング」は、多い時で400食以上が出るのだとか!コーヒー1杯500円で、無料でサイコロ食パン、ポタージュ、ポテトサラダ、メープルシロップ、フルーツが付きます。人気の理由は、四角い焼きたてフワフワの自家製パン。高い保水力を持つ「きくらげパウダー」を生地に練り込むことで、他にはないしっとりフワフワの食パンに仕上がるそう!

コスパ最強!?モーニング激戦区の「限界モーニング」

CBCテレビ:画像『デララバ』

モーニング激戦区だけあって、生き残りをかけ、サービスがエスカレートした「限界モーニング」が目白押し!

「茶房迎賓館 住吉店」は、食べ放題モーニング!コーヒー1杯490円に、無料でフレンチトーストやバタートースト、キャベツが食べ放題。日によってはサンドイッチもあります。午前8時30分から昼12時まで、3時間半のモーニングタイムで、食パン63斤を使ったことがあるのだとか!生クリームも無料でしぼり放題です!

CBCテレビ:画像『デララバ』

カラオケ喫茶「味歌処 一休」は、品数が限界突破!コーヒー1杯500円に無料で、バナナ&みかん、きんかんのシロップ漬け、茶碗蒸し、肉入りきんぴら、イカのチーズフライ&サラダ、醤油ラーメン、うな丼と超豪華7品が付いてきます。800円のビールでモーニングを注文することも可能!

調べた中で一番安かったのは「ラティーノ」。コーヒー1杯350円に、ママ特製サンドイッチ、日替わりの焼きそば、茶碗蒸し、サラダ、フルーツが付いた全5品!サンドイッチやトーストなど6種類から選ぶことができ、コーヒーチケットを使えば、290円と破格の値段です。

多くのお店の営業開始時間は午前8時頃でしたが、「フランチェスカ」は午前4時からお客さんが!コーヒー1杯380円に、無料でトースト、ゆで玉子が付いてきます。

「café merneige」は、コーヒー1杯500円に、無料で自家製ワッフル、キッシュ、サラダ、フルーツ、ヨーグルトが付いてきます。プラス150円で、きんぴらごぼうのワッフルサンドも!さらに、毎週土曜日のモーニングの時間は、無料で音楽の生演奏会を開催しています。※土曜日のモーニングの時間は8:00~11:00、生演奏は9:00~11:00

2023年にオープンした「Ra. Ra CAFE+」は、正月返上で「元旦モーニング」を提供!コーヒー1杯500円に、おせち付きという豪華特別モーニング。いつもの倍以上のお客さんが来店し、予想以上の反響だったそうです。

モーニング文化はどうやって生まれた? モーニング発祥の店を調査

CBCテレビ:画像『デララバ』

番組は、モーニングサービスを最初に始めた原点のお店を徹底調査!市内の老舗喫茶店に話を聞いてみると、約60年前にはすでにモーニングはあったとのこと。ベテラン店主に「さんらく」というお店が発祥らしいと聞き、当時お店があった場所へ行くと、「三楽」という名前のお肉屋さんがありました。三楽は、かつて喫茶店、精肉店、酒店など様々なお店をやっていたそうです。

お肉屋さん「三楽」で話を聞いた方のお母さんで、現在90歳の野田美江さんは、昭和30年から3年の間、喫茶店で「三楽」働いていたとのこと。約70年前に撮った当時の写真を見せてもらうと、三楽の制服を着た野田さんが写っています。さらに、当時の雰囲気がよく分かる三楽の店内を撮影した一枚も!発祥のお店「三楽」で出されていた最初のモーニングは、バタートースト半分、ゆで卵半分&ピーナッツ10粒の、2種類から選べたそうです。

さらに、三楽の当時の責任者で、その後、喫茶店を約60年やっていた87歳の鎌田留雄さんにも会うことができました。今から67年前の昭和32年頃、ピーナッツとゆで卵から始まり、ほどなくしてトーストのセットが生まれたとのこと。野田さんの話と一致しています!ゆで卵が付いたきっかけは、市外から一宮に働きに来ていたお客さんからの要望だったのだとか。

三楽の創業者の松永与十郎さんが、「他店がつける前に、サービスは先につけなあかん」と、ゆで卵とピーナッツを無料で付けることにしたそう。トーストのセットができた理由は、当時三楽が入っていたビルの隣が食料品店で、食パンが手に入りやすかったから。モーニング誕生のきっかけは、お客さんの要望に寄り添いたいという創業者のサービス精神でした!

今回の調査結果を、名古屋めし取材歴30年のライター大竹敏之さんに確認してもらいました。大竹さんは「喫茶店のモーニングは市井の文化なので、なかなか証言とか文献が見つけられない。ここまで信憑性のあるものはなかった。説得力がある!現時点では、これが一番信用できる証言」と納得の表情です。

モチフワ食パンの秘密とは? 「本間製パン」の工場に潜入!

CBCテレビ:画像『デララバ』

一宮の喫茶店がどこの食パンを使っているのかを調べてみると、様々な名前が出る中、約3割のお店が使っていたのは「本間製パン」。番組は、愛知県小牧市にあるパン工場に潜入しました!

1日に作る量は、平均で約1万本、多い時は2万本にもなるとのこと。毎日、多くの食パンを喫茶店やカフェにおろしています。

本間製パンの最大の魅力は、モチモチした弾力にフワフワの食感!食パンを上から押ししつぶしてみると、生地に力があるので、自然と元の形に戻ります!市販の普通の食パンでも試してみましたが、元に戻りませんでした。モチフワの秘密は、7種類の小麦粉を企業秘密の割合でブレンド!生地が強くなる、風味が強いなど、それぞれの小麦粉のいいとこどりをして、独特の食感を出しているそうです。

小麦粉を練り上げた後の工程にも、モチフワ食感を生み出す秘密が!通常の4時間より少し長め、4時間半発酵させるのが最大のポイント。あまり長くても、イーストの活性が落ちてくるので、のびづらいパンになるのだとか。発酵させた生地は、5倍近くに膨れ上がりました!きめ細かい内層のパンができあがり、口どけのよさにつながります。

出来上がった生地は、小分けにして型に詰め、もう1時間発酵させます。そして210℃のオーブンで約35分焼き上げれば、本間製パン独自のモチフワ食パンのできあがり!

みなさんも、ぜひ一宮の「限界モーニング」を堪能してみてはいかがでしょうか?

CBCテレビ『デララバ』2月21日(水)放送

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