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健康カプセル!ゲンキの時間

毎週日曜 あさ7:00

CBCテレビ製作/TBS系28局ネット

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坂下千里子

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第422回(2020.9.6)

必見!ウイルスから体を守る第一の砦?唾液パワー

必見!ウイルスから体を守る第一の砦?唾液パワー

ゲンキスチューデント:藤井サチ
ゲンキリサーチャー:ハマカーン
ドクター:神奈川歯科大学 歯学研究科教授 歯学博士 槻木恵一

マスクをしていると、自分の口臭が気になる事はありませんか?もしかしたら、その原因は「唾液力」が低下しているせいかもしれません。唾液の力が弱まると口の中が乾燥して汚れが溜まり、ニオイが発生してしまいます。さらに、唾液には他にもさまざまな健康パワーがあり、今の時期に大切なウイルスから身を守る作用もあるんです。そこで今回は、唾液について徹底調査。唾液力を高める方法もご紹介します。

唾液の主な働き

唾液には、消化を助けたり、初期の虫歯を修復してくれたり、たくさんの機能・役割があります。これらの作用を唾液力と呼び、その力を発揮するには唾液の量と質がとても大切です。

<唾液の主な働き>
・歯垢や口内を洗う(浄化作用)
・虫歯の予防(緩衝作用)
・歯の修復(再石灰化作用)
・消化を助ける(消化作用)
・ウイルスや細菌などを撃退

唾液力のポイント①「唾液の量」

唾液が分泌されるのは、耳下腺、顎下腺、舌下腺の3か所。健康な人だと1日に1~1.5Lの唾液が分泌されています。

<唾液の量をセルフチェック>
下記の項目に3つ以上当てはまる方は、唾液量が少なくなっている可能性があります。
・食事の時に味噌汁やお茶で食べ物を流し込む
・食べ物の味を感じにくい
・口の中がネバついたりパサついたりする
・口内炎ができやすい
・歯磨きをしているのに虫歯が多い

唾液不足になる原因

・ストレス
ストレスや緊張で交感神経が優位になると唾液量が減少します。特にウィズコロナの生活を送っている今の時期は、いろいろなストレスが身体に影響を与えて、唾液の量を減らしている可能性があります。

・加齢
唾液量の減少にはさまざまな原因がありますが、なかでも加齢による影響は大きいといわれており、年齢とともに徐々に減少していく事が分かっています。

・生活習慣(早食い・大食いなど)
唾液は、食べ物を噛む事でも分泌されます。そのため、早食いや大食いだと咀嚼回数が減少し、唾液量が減ってしまいます。また、口呼吸も口が乾燥する大きな要因になりますが、それによって唾液の分泌量が減少するわけではないそうです。

・持病(糖尿病など)
糖尿病の人は、高血糖の状態を抑えるため、多くの水分を排出しています。そのため、脱水状態になり唾液量が少なくなってしまいます。

唾液不足の改善法

唾液不足を改善するには、唾液腺を刺激するのが効果的です。ドクターオススメのセルフマッサージをご紹介します。

<耳下腺のセルフマッサージ>
▼耳たぶの前のくぼみを3本指で押さえる
▼10回位軽く円を描くようにほぐす
▼食事の前など1日に4,5回行う

唾液量がお肌にも影響する!?

唾液や血液に含まれるたんぱく質の一種EGFには、肌を整えたり修復したりする働きがあります。マウス実験では、唾液の分泌を抑えると血中のEGFが減少し皮膚が老化するため、ヒトにおいても、唾液の分泌は肌に大きな影響があると考えられています。

唾液力のポイント②「唾液の質」

唾液の質のカギを握っているのが、唾液に含まれているIgA抗体です。IgA抗体は、ウイルスや細菌が口や鼻などから体内に侵入したときに、ウイルスや細菌にくっついて無力化する働きがあります。つまり、IgAは、感染症などから身を守る第一の砦。IgAの量が少ないと、風邪や感染症にかかりやすくなってしまいます。

<唾液の質をセルフチェック>
下記の項目に3つ以上当てはまる方は、唾液の質が低くなっている可能性があります。
・朝食を抜くことが多い
・肉類をよく食べる
・冷たい飲み物や食べ物をよく摂る
・飲酒の習慣がある
・運動不足である

唾液の質を低下させる原因

腸内環境や身体の代謝が悪くなると、唾液の質が低下してしまいます。さらに、激しすぎる運動もIgAを弱めて免疫力を下げてしまいます。唾液の質を保つには、軽・中程度の運動がオススメです。

唾液の質を高めるには?

近年の研究でIgAを増やす成分の存在が分かっています。それが、短鎖脂肪酸。短鎖脂肪酸は、腸内環境が整うと多く生成される成分で、腸内のバリア機能を高めると同時に、唾液線を刺激しIgAを増やす働きがあるといわれています。つまり、唾液の質を高めるには腸内環境を整える事が大切。食事の内容を意識する事で、腸内環境を整えてIgAを増やす事ができます。

免疫力アップにつながる食事法

IgAを増やし、免疫力をアップするには腸内環境を整える事が重要です。そのためには、発酵食品と食物繊維を同時に摂るのが効率的。発酵食品に含まれる善玉菌は、それだけでも腸内環境を良くしてくれますが、そのエサとなる食物繊維を同時に摂る事で善玉菌はより活性化。腸内環境もより良い状態になる事が期待されます。

<オススメレシピ①「キノコとキムチの炒め物」>
≪食材(2人前)≫
(発酵食品)
キムチ 60g
(食物繊維)
しめじ 100g
えのき 100g
まいたけ 100g
(調味料)
ごま油 大さじ2
塩・こしょう 適量

≪作り方≫
▼お好みのキノコをごま油で炒める
▼キムチを入れる
▼塩・こしょうで味を整える

<オススメレシピ②「レンコングラタン」>
≪食材(2人前)≫
(発酵食品)
ピザ用チーズ 40g
(食物繊維)
レンコン 150g
(調味料)
麺つゆ 大さじ1
オリーブオイル 大さじ1

≪作り方≫
▼薄切りにしたレンコンをグラタン皿に入れる
▼レンコンに麺つゆとオリープオイルをかける
▼ピザ用のチーズをのせる
▼トースターで10分程焼きあげる

<オススメレシピ③「ネバネバ和え物」>
≪食材(2人前)≫
(発酵食品)
納豆 100g
(食物繊維)
山芋 100g
もずく100g
モロヘイヤ100g
(調味料)
麺つゆ大さじ2

<作り方>
▼すべての食材を麺つゆで和える

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