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屋外ではなんとも思わないのに、家では嫌われ者。ゴキブリの悲哀

屋外ではなんとも思わないのに、家では嫌われ者。ゴキブリの悲哀

夏のこの時期、ホタルや鈴虫のように風情がある昆虫が現れます。その一方で、ゴキブリのように嫌われている昆虫もいます。7月10日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「虫のコーナー」では、虫が苦手なつボイノリオと小高直子アナウンサーが、夏の昆虫のエピソードを紹介します。

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意外なカメムシ除け

この時期の嫌われ者と言えばカメムシ。大量発生して洗濯物につくなど、身近でやっかいな虫のひとつです。

「岐阜県飛騨市の高校でカメムシが大量発生。理数科の生徒が研究して、いろいろなニオイを試したら、なんと歯磨き粉のミントのニオイが苦手でカメムシが激減したそうです」(Aさん)

小高は「カメムシがミントのニオイを『あ、臭っ!』ということですか」と納得がいきません。

「ミントは虫よけで有名ですので、あのニオイは虫全般に使える」(Aさん)

確かに寄せ植えでミントを植えておくと虫が寄りつかないと言われます。
が、小高は「でも、カメムシは自分のことを置いておいて、『ミント、臭っ』て何それ?」と以前腑に落ちない様子。

生徒たちが窓枠に市販のミント入り歯磨き粉を塗ったところ、寄ってきたカメムシは激減したそう。ベランダにカメムシが寄ってきたら試してみる価値はありそうです。

ティッシュでポイ

そしてこの季節の嫌われ者といえばゴキブリ。番組内では「G」と表現されます。

「うちに昨夜Gが出現。見つけた嫁さんが大騒ぎ。スリッパを持ってうろうろうろうろ。
面白いのでしばらく観察していると、『アンタ何してんの?』と言うので、『掃除機で吸おうか』と言うと、『吸ってどうするの、誰が取り出すの』と怒り出します。

仕方ないので、ティッシュでつかまえてトイレで流しました。トイレの神様ごめんなさい。で一見落着いたしました」(Bさん)

つボイ「ティッシュは薄いです。捕まえたとき、足のもぞもぞがあるかもしれないし、つぶしたときにピシュッと伝わってくるやん。ティシュを破ってくるかもしれない。

でも、この人がそれをやるということはすごい。よかったですね、ご夫婦で補い合って。ふたりとも虫嫌いだったら大変です」

しかし、家族中で苦手というご家庭も多いもの。事前に薬剤を使って姿を見なくて済むようにするしかなさそうです。

屋外では普通の昆虫?

次も6月終わりのGの話です。

「昨日の夕方、日課のド田舎ウォーキングをしていたら、水路沿いの道端にGがおりました」(Cさん)

小高「Gちゃん、家の中でみると非常に恐ろしいですが、屋外で見ると普通の昆虫ぽく見えて恐ろしさが半減しますね」

ゴキブリがとりわけ嫌いなつボイ。

つボイ「家の中だとギャーです。一番怖かったのはタクシーで、すぐそばの横のガラスにいたときです。『運転手さん、止めてください!』」

小高「狭い空間の室内はよけい怖いですね(笑)」

Gかと思えば…

「水路沿いの道端でGがいたので、近づくと、じっと頭をあげて微動だにしなくて、腰の据わったGだなと感心しました。
写真を撮ろうと思ったとき『そういえば嫌悪感がないな』と不思議に思い、ギリギリまで近づくとGでなくてメスのクワガタのようでした」

つボイ「Gもクワガタも自然の中では同じ虫です」

「うちに帰ってからチャットGTPに画像検索で聞くと『オスのコクワガタです』と教えてくれました。あまりに貧相なシンボルだったので、メスだと思い込んでしまい失礼しました。ちなみにクワガタのシンボルはあごだそうです」(Cさん)

小高「この子たちは好かれて、なんでGが嫌われるのかわからなくなってきますね」

虫の不条理に思いを馳せる小高に対し、 つボイは「やっぱり虫を嫌いな人多いね」と強引にコーナーを畳みました。
(みず)
 

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