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「ホームランバッターらしく~」― 立浪竜の象徴・石川昂弥が辿り着いた現在地

「ホームランバッターらしく~」― 立浪竜の象徴・石川昂弥が辿り着いた現在地
サンドラを観られなかった全国のドラ友と共有したい番組のコト

「ホームランバッターらしく~」― 立浪竜の象徴・石川昂弥が辿り着いた現在地

 2022年4月18日(月) 17:25
82年世代の竜党
82年世代の竜党
「サンデードラゴンズ」より石川昂弥選手©CBCテレビ

【サンドラを観られなかった全国のドラ友と共有したい番組のコト】

CBCテレビ「サンデードラゴンズ」(毎週日曜日12時54分から東海エリアで生放送)をみたコラム

このコラム(?)は「サンドラ」を観られなかった全国のドラ友に話したい! との思いから番組の内容を綴る、竜党のみなさんに向けた、竜党による、竜党のためのコラム(?)である。

4月17日の放送回で共有したいトピックスは、ドラゴンズを背負う未来の大砲こと石川昂弥選手の特集。4月12日のタイガース戦で決勝点となる勝ち越しタイムリーを放ち、バンテリンドームナゴヤで自身初のお立ち台では「ここ(お立ち台)に立つことが夢だったので本当に嬉しいです」と目を輝かせた表情がじつに印象的だった。石川昂選手を開幕からサードで起用している立浪監督は「(石川昂は)将来4番を打てるモノは持っている。100打席、200打席打てなくても使い続けます」と公言。まさに新生・立浪ドラゴンズの“象徴”と言っても過言ではないのだが、すべてが順風満帆にきているわけではない。4月16日終了時点の打率は1割8分2厘。石川昂選手は自身が感じた“一軍の壁”について包み隠さず明かした。

結果を求めすぎて悪循環に・・・

石川昂選手:シーズン開幕当初は結果を欲しがっていた。打席の中でヒットを欲しがったり。三振を怖がって当てにいったり。悪い方、悪い方にいっていた。

石川昂選手の行く手を阻んだ“壁”は石川昂選手自身が作ってしまったもの。本来のバッティングが鳴りを潜めているとみた立浪監督は断を下した。4月2日のカープ戦、9回裏に訪れた一打サヨナラのチャンスで石川昂選手は代打を告げられた。当時の心境を次のように明かす。

「サンデードラゴンズ」より立浪和義監督©CBCテレビ

石川昂選手:やっぱり悔しい。不甲斐なさというか。その日の打撃内容(※3打数無安打)は代打を送られて当然だろうなと。その結果に対する自分への不甲斐なさ。

落胆している未来の大砲にすぐさま奮起を促したのは指揮官だった。試合後、立浪監督は石川昂選手に「チャンスで代えられない選手になれ」と言葉を残し、その後もスタメンから外すことなく起用し続けた。すると、カードが変わった4月5日のスワローズ戦。石川昂選手は大仕事をやってのける。

「石川昂弥はホームランバッターなり」― 覚醒のきっかけは原点回帰

同点で迎えた8回表。開幕から10試合35打席目で待望のプロ1号を放った。スワローズのセットアッパー清水昇投手から放った値千金の一発でチームは勝利。石川昂選手はヒーローインタビューで「なかなかチャンスで打てていなかったんですけど、使い続けてくれた立浪監督やいろんな方々に声をかけていただいて、本当に感謝しかないです」と文字通り感謝を口にしていた。さらにその2試合後にも2号ホームランを放ち大器は覚醒を予感。こうして迎えたのが4月12日のタイガース戦。一打勝ち越しの場面で石川昂選手に打順が回るとベンチに動きはなく、石川昂選手は見事な勝ち越しタイムリーを放った。指揮官の無言の後押しにバットで応えた瞬間だったのである。その後もバットの勢いは止まらず、16日までの直近5試合の打率は3割8分1厘をマーク。石川昂選手の中で一体、どんな変化が起きたのか―。

石川昂選手:今は結果を恐れずに三振してもいいからホームランバッターらしく思いきったスイングをすることを心がけています。

このインタビューの最後の言葉からも分かるとおり、石川昂選手から迷いは吹っ切れている。自分を見つめ直し、取り戻した本来の姿。そうだ、石川昂弥という選手はホームランバッターなのだ―。

吉見氏が語る、石川昂弥に今必要なこと

日に日に期待を増している石川昂選手が主砲へと成長するために必要なこととして、竜の黄金期のエース・吉見一起さんは次のように解説した。

吉見氏:石川昂選手は長打力もそうですし、将来はクリーンアップを打てる選手になってほしい。そのために今必要なことは経験と配球を読むこと。頭を使った野球をすることなんじゃないかなと思います。これは試合に出ていかないと分からないことです。

イチ視聴者(筆者)の番組感想まとめ。自身をホームランバッターと言い切った石川昂弥にあっぱれ!!

「サンデードラゴンズ」より立浪和義監督と石川昂弥選手©CBCテレビ

今週のサンドラを観た感想・・・。今週の感想はひとつしかないでしょう。高卒3年目の若武者が、現時点でプロ通算2本塁打でありながら、自身のことを“ホームランバッター”と言い切る清々しさ、あっぱれだ!! この気持ちを絶対に忘れてほしくないですし、たとえ外野が水を差すようなことを言っても石川昂選手は聞く耳を持たなくて結構です。このまま決してブレることなく自分が信じた道を突き進んでほしい。待ちに待ったドラゴンズ生え抜きの右の4番打者は石川昂選手で間違いなく、その時はそれほど遠くない未来に実現することでしょう。

(このコラムを書いたのは・・・サンドラ視聴歴約30年のアラフォー竜党)

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