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宇梶剛士【スジナシ】笑!怒!珍?類のない発想に鶴瓶「不思議な出来上がり」

【2006年7月23日放送】
ドラマ「ひとつ屋根の下2」「新撰組!」、映画「お父さんのバックドロップ」、著書「不良品」等々、おなじみの人気俳優・宇梶剛士さんがゲスト。

ドラマの設定は「海の見える部屋」。スタジオには、海辺の一室、いかにも部屋から海が見えそうな2階部屋が作られている。室内にはサーフボード等々、海にまつわる小道具もたくさん配されている。リクエストで、宇梶が「海の見える部屋」に座っているところに、鶴瓶が入ってくるという状況から即興ドラマを始めることに。

緊迫するスタジオ。ドラマスタート!宇梶は悠然とロッキングチェアに座っている。窓から海を見ているのか。鶴瓶が部屋の戸を開けて部屋に入った・・第一声は鶴瓶の「来てたんか?」(※後のプレビュートークで判明するのだが、宇梶は自分の部屋のつもりで悠々と座っていたのに、鶴瓶のこの一言で、その思惑が崩れ、とっさの切り替えに必死だったという)。宇梶「今回のことはスイマセン」。鶴瓶「なんでこないなったんや」。宇梶「二度とこんなことのないようにします」・・・『こんなこと』って何なのか?一体何があったのか?二人とも具体的には語らない。探りあいながら物語りは進行していく・・どうも、宇梶が鶴瓶に数々の迷惑を掛けているようだ。迷惑(1)「配線をいじって鶴瓶の部屋から電気をぬすんだ」。迷惑(2)「電話を勝手に使って料金を払わない」迷惑(3)「自分の受信料を鶴瓶に払わせた」・・・鶴瓶は執拗に抗議をするのだが、どう言っても宇梶の理屈に負けてしまう。宇梶は自分の非を棚にあげて、ごり押しの言い訳で、ときに大声で、そして突然の逆ギレで(※大迫力である!)、鶴瓶にまくし立てる。気がつくと、鶴瓶の抗議の倍返しの勢いで、悪いのは鶴瓶という状況になっている。宇梶いわく「世の中がおかしいんだ!?」「あなたが支払うことで、僕は悲しんでいない!?」「人は助け合って生きているんだ。あなたも大人の責任を果たせ!?」「だから、あなたが私にあやまれ!?」等々、次から次へとあふれ出すセリフ!!自由自在である。押されっぱなしの鶴瓶・・しかし、ふいのやり取りで鶴瓶が宇梶に近寄った。するとそれまで強気だった宇梶が「やめてください、暴力は!!」と、鶴瓶も仰天のビビりセリフをはいた。190cmと長身の宇梶から突然出た予想外の弱気な言葉に、鶴瓶は思わず墳笑で・・・。

とっさの切り返しが絶妙に繰り返される、アドリブ堪能の一作に観客も大拍手であった。

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