コロナ禍で注目“人工芝”「おひさまの下で子どもを遊ばせたい」
緊急事態宣言の延長で注目されている「おうち時間」。
意外な商品の売り上げが急増しているんです。
家でも気軽に「外で遊びたい」
愛知県弥富市の家族。
子どもが遊んでいる庭に敷き詰められているのは「人工芝」です。
「コロナ禍で色々なところに行くのが難しく、近所の遊具も閉鎖されている。子どもが気軽に家で遊べたらいいなと思いました」(母)
手入れも簡単、気軽に自宅で子どもを遊ばせられることから、人工芝がファミリー世代に大人気です。
「売上げが3倍に…」名古屋の人工芝専門業者
「優しくふわふわした感触で、劣化しにくい素材です」(芝キング 大田薫 代表取締役)
人工芝の施工を手がけているこの業者では、10年間使っても傷みの少ない人工芝を売りにしていますが、新型コロナの感染拡大以降、急激に売り上げを伸ばしています。
「売り上げは伸びました。多い月は3倍ですね」(芝キング 大田さん)
1月は前の年に比べ2倍に。
代表の大田さんは、緊急事態宣言による外出自粛で「おうち時間」が増えた中、自宅のベランダや庭で
楽しく過ごそうと、人工芝を買う人が増えたと話します。
特に今、問い合わせが殺到しているのが…
「子育て世代からの問い合わせが一番多いです。お子様と楽しく過ごせる環境というニーズが高まっていると思います」(芝キング 大田さん)
人工芝は、雑草は生えず虫もこないため、手入れは簡単。
座ったり寝転んだりしても服が汚れにくいとあって、子育て世帯にはありがたい存在です。
1月に、元々天然芝だったところを人工芝に張り替えたという家でも、3歳と1歳の姉妹が楽しそうに芝生で遊んでいました。
子どもたちが安心して遊べる場所を作ってあげたいと考えたといいます。
約40万円という決して安い買い物ではありませんでしたが、家族みんなで楽しめると大満足です。
「手入れが楽で、虫もいない。外に行かなくても、家で気軽にお日様の下で遊べるのはいいなと思います」(母)
(2021年2月8日 15:49~放送『チャント!』より)