河合美智子【スジナシ】まるでコントな探り合い!鶴瓶「これ、うまいこと投げたな笑」
【2001年1月26日初回放送】
ゲストは河合美智子。鶴瓶とのつきあいは意外に長く、彼女が中学生だった頃からだという。即興ドラマの設定は「朝6時のオフィス」である。役柄などは何も決まっていない。早朝に出勤したOLになろうが、徹夜で仕事をしていたサラリーマンになろうが、出演する2人の自由である。しかし河合は最も意外なキャラクターを選択したのである。
スタート直後、薄暗いオフィスに現れた河合は、抜き足差し足状態である。泥棒だったのだ。鶴瓶は、何故かオフィスで倒れている。河合は鶴瓶には気づいていない…。鶴瓶が河合の行動を監視すると彼女は、デスクの引き出しを開け、何かを探している…。そっと近づく鶴瓶。河合は、鶴瓶の存在に気づく…。互いにさぐり合いの間…。と思ったら一瞬にして鶴瓶につかみかかってゆく河合!取っ組み合いになるのだが、あっさりと見事な巴投げをされてしまう鶴瓶。この投げを機に、2人の関係が決定してしまった。強者・河合vs弱者・鶴瓶である。
鶴瓶は「ここの人に頼まれてあるものを取りに来た…。」と無理ながらも「ここの人」を盾に自分を正当化して「お前は誰だ!」と河合を追いつめようとするが所詮は、同じ穴の狢である。格闘の勝者河合は、動じない。河合も何かを取りにやって来たのだ。鶴瓶はこのオフィスに勤めていた石田に依頼されて、ある手紙を取りにやってきたのだが暗闇で頭をぶつけ脳震盪を起こして倒れていたところに河合が忍び込んで来たのである。必死に何かを探す河合を見て、鶴瓶は河合を見たことが有ると言う。「あんた、ヌード写真を撮られたタレントやろ…それもヘアヌードや!」と河合の立場を決めつける。
河合はそのネガフィルムを盗むために忍び込んだということになった。「俺は、石田さんに依頼されて手紙を取りに来た、あんたは、ヌード写真のネガを盗みに来た。」という微妙な立場の差から優位に立とうとする鶴瓶だが河合の腕力は恐い。結局、二人は協力してオフィスの中を探し始めるのだった。