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『合言葉は…』石塚英彦 (スジナシ)

「合言葉は・・・」

今回のゲストは、一流のグルメリポーターとして引っ張り凧の石塚英彦さん。設定は工事現場の事務所ということで、今回は美味しそうに食べる石塚さんを見ることは難しそうだ・・・。

スタートは、鶴瓶が板付きで石塚がフレームインだ。石塚は入ってくるなり、休憩室においてあるお菓子をバクバク食べ始める。即興ドラマの中でも、さっそく本領発揮だ。鶴瓶はただそれを眺めているだけで、しばらく沈黙が続くが、「現場監督として言わせてもらうけども・・」と重い口を開く。石塚には「冷蔵庫にある5kgの肉を食べた」「業務用の鍋に入っているカレーを飲んでいた」など、食に関する様々な噂がたっていた。鶴瓶はそれらについて説教し、最終的には「面接の時送ってきた履歴書はホンマか?」と疑いをかける。実は柔道部ではなく漫画部で、大学も出ていないという。さすがに我慢できないとばかりに、鶴瓶は「君にやめてもらおうと思ってな・・・」と切り出す。

すると石塚は、「身も細る」と小声で言う。鶴瓶は理解できない。二人の間にまたしても沈黙が流れる・・・。「身も細る」と再び石塚。まだ理解できない。これは「身も細る思いです」という文章の一節。石塚はこれを合言葉として利用し、「身も細る」という言葉に対して、「思いです」という返答を期待していたのだ。当然、鶴瓶は「身も細る」というフレーズを聞いただけでは想像もつかない。

理解がなかなか出来ない鶴瓶に対し、石塚は「違うんですか?」と言うと、百戦錬磨の鶴瓶は理解する。スジナシを10年以上こなしてきた男は、見事に臨機応変な対応を見せる。確認のためか、今度は「天高く」と逆に石塚に投げかけると、「馬超ゆる」と返答がきた。鶴瓶はここで確信。「これは合言葉なのだ。」と。

しかしこれは何のための合言葉なのか。実は、石塚はこの工事現場に関するある噂を聞いてやってきた。「国の認可がおりていない痩せる薬がある」。それを手に入れるのが真の目的。しかし公的なものでないため、鶴瓶にも手に入れるリスクがある。値段についての交渉を終えた後、薬を渡すと思いきや鶴瓶は石塚の服の中に手を入れ、何やらごそごそしている。二人ともこちらに背を向けているため、何をしているか分からない。「何するんですか!」と石塚が叫び、ここでOKコール。ある程度予想はつくものの、鶴瓶は一体何をしていたのか・・・。

プレビュートークではそれが明らかに。なんと鶴瓶さんは乳首をつまんでいたらしい。さすがの中井さんも苦笑いだ。即興ドラマの中でも食に関する話題と石塚さんの「やせたい!」という思いが話の中心となった。まさにゲストの石塚さんらしいドラマの完成だ。

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