【品切れ続出】SNSで大注目!三重・亀山市「日本一小さなおみそ専門店」が移住と天然醸造で生み出す「絶品みそ」とは
「在庫がなくなりました。すみません。」という張り紙が出るほど品切れが続く、三重県亀山市の小さなおみそ屋さん「醤の力(ひしおのちから)」。自称「日本一小さなおみその専門店」で、製造から販売まで店主が一人で手がける天然醸造みそがSNSで話題を呼んでいます。
SNSで火がついた!「品切れ続出」の自称「日本一小さなおみそ屋さん」

今回よしお兄さんがやってきたのは、三重県亀山市。旧東海道の宿場町として知られる関宿から車でおよそ15分のところに、そのお店はあります。黒い外壁に白い暖簾が三枚並ぶ、小ぢんまりとした佇まいのおみそ屋さんです。
訪れてみると、なんとお目当てのみそは品切れ状態。なぜこれほどまでに人気を集めるようになったのでしょうか。

(店主・渡邉義文さん)
「インスタグラマーさんがちょっと取材に来られて・・・、それから急にお客さんが増えまして」
SNSの拡散力で一躍注目を集めたこのお店、近所に住む常連客もこう語ります。
(近所に住む常連客)
「近所なので、売られるようになってからはほぼおみそはここのを使わせていただいています」
地元の人々に深く愛されているのは、確かな理由があります。
「生き物らしい環境」が育む、天然醸造みそのヒミツ

工房に足を踏み入れると、熟成中の樽がずらりと並んでいます。
(よしお兄さん)
「おぉ~、樽がたくさんありますね」

完成度はまだ8割ほどとのことですが、特別に試食させてもらえることに。
(よしお兄さん)
「う~ん! おいしいですね。本当にみその香りが、口に入れるとふわ~っと香ってきて」
(店主・渡邉義文さん)
「そうですね、あと深みが増してくるんですよ」

おいしさのヒミツは『天然醸造』にあります。四季の温度変化が微生物の新陳代謝を促し、絶妙な味わいが生まれる製法です。温度管理を機械に頼らず、自然の気候に委ねるからこそ、季節ごとに微生物がストレスを受け、それが豊かな風味につながるといいます。
(店主・渡邉義文さん)
「冬の寒い季節は我々もストレスかかりますし、暑いとなったらまた逆にストレスがかかる。そういう生き物らしい自然の環境があえて必要かなと」
(よしお兄さん)
「人間もそうですよね。ぬくぬく育つよりはストレスが掛かった方が、味のある人間になるということですね」

「このみそは加熱しないで味わってほしい」とご主人。一番のおすすめはゆで卵に付ける食べ方です。
(よしお兄さん)
「うーん! 合いますね! ちゃんと塩味も感じられますし、卵のコクというのも出てきて。これはおいしい」
みそ本来の風味を存分に引き出す、シンプルながら奥深い食べ方です。
20回の引っ越しの末に…!移住でつかんだ「理想のみそ作りの家」

実は、このみその販売が始まったのは3年前のこと。それ以前の渡邉さんの人生は、ひと言では語れないほどユニークなものでした。
宮城県の醸造所の家庭で育った渡邉さん。
(店主・渡邉義文さん)
「その土地に住みたいなとか、この仕事がしたいなと思ったら、すぐ引っ越して」
高校卒業以降に引っ越しした回数はなんと20回近く!
(よしお兄さん)
「20回! 計算すると1年に1回くらいは……すごいですね」
30代でみそ作りに興味を持ち、大学で本格的に学んだ渡邉さんは、その後も引っ越しを繰り返しながら修業を重ね、5年前についに三重県亀山市へとたどり着きました。
(店主・渡邉義文さん)
「三重県のことが気に入ってしまって、ずっと夢に描いていた"自分の味のみそ”で商売しようと決意しまして」

起業に際して活用したのが「空き家バンク」。費用を抑えながら、自宅の横に作業場がのある物件を探し、こ今の場所を見つけました。理想の環境でみそ作りができる家、それがまさに今の店舗です。
(店主・渡邉義文さん)
「ここに居を構えたからには、うちのみその魅力をより多くのお客様に知っていただいて、味わっていただきたいです」
(よしお兄さん)
「今度はテレビですからね」
(店主・渡邉義文さん)
「はい。また嬉しい悲鳴をあげるかと思います」
三重県は移住支援にも力を入れており、渡邉さんのように夢を実現する人が増えています。

(よしお兄さん)
「本日の推しどころキャッチコピー!『理想のみそ作りと 移住への想いを醸し』」
20回の引っ越しの末にたどり着いたこの地で、渡邉さんの想いが詰まったみそが作られています。
CBCテレビ「チャント!」2026年7月8日放送より



