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健康にも悪影響。「体内時計」が人間にとって重要な理由

健康にも悪影響。「体内時計」が人間にとって重要な理由

朝に起きて夜に寝るという規則正しい生活は人間にとって大切なことで、体内時計に従うのが健康に良いという話をよく聞きます。この体内時計ですが、実は人間のみならずすべての生物の根源に関わる重要な機能を持っているのだそうです。7月11日放送『北野誠のズバリサタデー』(CBCラジオ)では『知って得する、体内時計のはなし』(中公新書ラクレ)の著者で、明治大学農学部教授の中村孝博先生に体内時計の重要性について、パーソナリティの北野誠が話を伺いました。

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体内時計の重要性

中村先生はまず、「体内時計の大事な役割は、身体の働きをちょうどいい時間に動かすこと」と語りました。

例えば、朝になると体温や血圧を少しずつ上げて身体の活動の準備を行ない、夜になると眠る準備に入るといった指示を体内時計は出しています。

よく、若い人が週末になると寝だめをしたくなるということがありますが、体内時計からすると24時間のリズムがあるため、実際にはできていないそうです。

平日は学校や仕事のために朝早く起きて夜も早く寝ますが、休日は朝は遅くまで寝て夜は遅くまで遊ぶといったことをしていると、平日と休日で寝る時間がずれてしまい、時差ボケの状態を作ってしまい、体内時計が乱れてしまうわけです。

日曜に憂鬱になる理由

「サザエさん症候群」といって日曜日の夜に憂鬱になったり、「ブルーマンデー」といって月曜に調子が悪くなる一因が体内時計の乱れにあるとのこと。

体内時計が乱れた状態が続くと、うつ病といった精神的な影響だけではなく、ガン、糖尿病や高血圧といった生活習慣病のリスクが高まる恐れがあることが研究でわかっています。

実はこの問題は最近知られたわけではなく、西洋医学の父といわれるヒポクラテスがすでに2500年も前から「不規則な生活リズムは病を招く」と指摘していたそうです。

また、食事と健康の関連性について、何をどれだけ食べるかということはもちろん大事ですが、いつ食べるのかというのも重要とのことです。

寝る前のスマホは危険

最近特に体内時計を乱す原因としてよくいわれるのがブルーライト、つまり寝る前にスマホを見続けることで、眠りにくくなってしまうというもの。

人間の体内時計をつかさどる「中枢時計」は脳の視交叉上核という部分にあり、昼なのに夜と思わせてこの時計の針を動かしてしまい、さまざまな臓器に影響を与えるため、なかなか眠れなくなるようです。

自分は夜型と認識している方がいらっしゃるかもしれませんが、朝型が人間にとっての本来の姿といえそう。

中村先生は体内時計を正常に保つのに大事なこととして、「起床時間を毎日一定にして朝の光を浴び、朝食を食べたりすること」とまとめました。
(岡本)

 

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